5日①柚木麻子「あまからカルテット」


三十路一歩手前、女子高時代からの仲良しカルテット(四人組)が主人公。

ミステリとは呼べないけれど、

軽いタッチの謎解き(人探し)5篇連作構成の本です。


この作家さん、初めてではないなあって思いつつ、で、読み始めてしばらく…判明っ!


季刊小説誌 yomyom の連載「本屋のダイアナ」の著者だwn。

(主人公の名前が「大穴」って書いて、ダイアナ。

 このネーミングが、超不愉快だったことを思い出した)


同書へ戻りましょ。


でもって、これは可もなく不可もなく読み進めることができる娯楽本。

超不愉快な登場人物の名前もないし……。


ぼーぉ、っとしたい時に打ってつけ(女性向き。男性は?)。

表紙で、想像できるように食べ物がらみっです。


お稲荷さん・甘食・ハイボール・ラー油・お節の5つ。

4人、それぞれのストーリーに、オマケのお正月バージョン「お節」という具合。

そして、プラス、女同士の友情?


ちと、クサいけれど、

確かに女同士の何とも言えない安堵感付友情ってありがたい。

その辺のところを、上手く書いてくれてる気がします。




おしまい。








※ 海岸通り(Promenade des Anglais)は、普通、海側をテケテケ。

  で、昨日は建物側を歩いていたら、某ホテルのまえに、こんな子が。

  あらま、銀座三越前の子の兄弟??

  似てるよねっ? 

  (今さら……何年、同じところを歩いてるんだろ、自分で呆れる) 

  5日②三越を