20日①米原万里「米原万里の…」


タイトル、つまんないです。

彼女(通訳・作家)は、面白いタイトルのヒット本を何冊も持っているのに……。


「不実の美女か、貞淑な醜女か」、「ガセネッタ・シモネッタ」

「嘘つきアーニャの真っ赤な嘘」、「ヒトのオスは飼わないの?」 などなど。

仕方ないですね。

彼女は2006年にお亡くなりになっている。


ほんと、惜しい人は早く亡くなるを実感させた方でした。

今日の本は、彼女が亡くなったあとに纏められた講演集(4講演)。


彼女らしい講演内容です。

・愛の法則

・国際化とグローバリゼーションのあいだ

・理解と誤解のあいだ 通訳の限界と可能性

・通訳と翻訳の違い

いずれも、冗談を交えた明るい語り口で、ずばりと云いのけています。



実体験と、彼女の表現者としての個性が前面に出てていいな。

(まとめた編集の方々が、

 彼女を好きだったんだなっとも感じてしまった)



とても、面白かったです。





おしまい。








※日本を離れて丸10年、こんな車さえ写真に撮っちゃう。

 読めない? 写真クリックで拡大してもらえば読めるけれど、

 SHIMANOって書いてある。

 で、ウチに帰ってネット検索。結果は、「株式会社シマノ」。

 おお、自転車の部品メーカーで世界ナンバーワンだって。

 うれしくって、載せちゃいました(パリ~ニースの自転車レースだったもんね)。

 20日②(株)シマノ