10日①有川浩「三匹のおっさん」


イチもニもなく、面白かったです(ヘンな表現・笑)。

売りキャッチ・コピーには、「痛快アラ還活劇小説」とありました。

当たってるう~っですよ。

(アラ還の還は、還暦/60歳のことね)


時代小説を、現代バージョンにして昭和テイスト風味が添加されてる。


主人公は3人の男性。

ガキ大将トリオだった彼らも、隠居手前の年齢(アラ還)。

まだ、元気だし、なんかやろうかなっと意見一致。

で、彼らは問題多い現代社会の正義の味方トリオになるってお話し。


冗談みたいでしょ?

でも、しっかり説得力ありのストーリーで、3人のキャラクターも魅力いっぱい。

プラス、脇の登場人物も充分に存在感アリのしっかり設定。

のんびり(?)愉しませてくれてます。

(いや、シリアスな社会のひずみも出てくるけれど、うまくいなしてる)



でもでも、この作家さん、元気だ。

自衛隊ものだったり、映画にもなった「県庁おもてなし課」だったり、

TVドラマ化された「フリーター、家を買う」だったり、もうバラエティー豊か。

それでもって、それらが、それなりに面白いのだから……。



ちと、褒め過ぎたかしら?




おしまい。

(週末にお助け本、1kgパック到着。Sさん感謝!!)





※写真ブログ @lapie.fr のプロフィールに使ってたゴロ。

 どうも、キノコに見えたらしい。

 なので、取り敢えずアリ写真に差し替え。

 で、今日は撮影会を急遽実施。

 これ ↓ どうでしょう。

 10日②ゴロ