20日①伊坂幸太郎「SOS…」


分厚い、文庫本…400ページ超え。

読み応えありました。


物語りは…、妙…、ふむっ、小説なのね?


一昨日の「サウンドトラック」も、? でしたが今日のもっです。

(でも、あの疾走感はナカナカ好きでした)


今日の、この本は、

面白くないって訳じゃないけれど、いささか狐に抓まれた感じ?


えっと、具体的に、

とても普通の日常のなかに「孫悟空」が現れてしまう。

姿じゃなくって、話として現れる頻度が多いのです。


この不条理!


でも、著者が、こうだと云えば、小説として成り立つ…ごもっともで。

半分面白く、半分、首をひねってしまう。


そして、この小説、

読売新聞の夕刊に2008年秋~2009年夏まで連載だったんですって。

ちっと、びっくり。

(いや、この小説は五十嵐大輔という漫画家のアイデアから。

 で、この本の1年後、そもそもの漫画も出版されてるらしいです)


イヤハヤ小説って名付けちゃおうかしら。

文章、とっても面白いし、主人公も脇の登場人物も申し分なしっです。

なのに、イヤハヤ……。


この作家さんって、以前の本の方が好きだなっ。





おしまい。








※カーニバルのパンフを街で入手(チケット売り場で)。

 これが表紙。

 今年で130回目。3月4日までの開催。

 あっ、ニースのカーニバルは毎年、王様が主人公。

 今年の王様は「食いしん坊の王様」だそうで。

 どんな山車が出るかは明日ね。

 20日②カーニバル