分厚い、文庫本…400ページ超え。
読み応えありました。
物語りは…、妙…、ふむっ、小説なのね?
一昨日の「サウンドトラック」も、? でしたが今日のもっです。
(でも、あの疾走感はナカナカ好きでした)
今日の、この本は、
面白くないって訳じゃないけれど、いささか狐に抓まれた感じ?
えっと、具体的に、
とても普通の日常のなかに「孫悟空」が現れてしまう。
姿じゃなくって、話として現れる頻度が多いのです。
この不条理!
でも、著者が、こうだと云えば、小説として成り立つ…ごもっともで。
半分面白く、半分、首をひねってしまう。
そして、この小説、
読売新聞の夕刊に2008年秋~2009年夏まで連載だったんですって。
ちっと、びっくり。
(いや、この小説は五十嵐大輔という漫画家のアイデアから。
で、この本の1年後、そもそもの漫画も出版されてるらしいです)
イヤハヤ小説って名付けちゃおうかしら。
文章、とっても面白いし、主人公も脇の登場人物も申し分なしっです。
なのに、イヤハヤ……。
この作家さんって、以前の本の方が好きだなっ。
おしまい。
※カーニバルのパンフを街で入手(チケット売り場で)。
これが表紙。
今年で130回目。3月4日までの開催。
あっ、ニースのカーニバルは毎年、王様が主人公。
今年の王様は「食いしん坊の王様」だそうで。
どんな山車が出るかは明日ね。

