28日①Evelyn David「探偵は…」


久しぶりのアメリカ・ミステリ本。

軽いです。

ちと、煩雑だけれど愉しめました。

舞台がワシントンなので期待してけれど、地元系の愉しみは少なかった。


で、訳者あとがきでビックリ。

この本、2人の人がインターネットのやり取りだけで書き上げた本だそう。


ニューヨークとオクラホマ在住の2人なんです。

だからねえ、っと、納得。

具体的なジョージ・タウンの地名に、懐かしさを覚えたけれど、

あの街のイメージは皆無だもの。


もう一つ、タイトルに犬が出てくるので、期待。

でもって、これもイマイチでした。

花を添えてるってイメージに過ぎない。

もっと、ストーリーの鍵を握る役割をすればいいな。

(アイリッシュ・ウルフハウンドという種の犬で、超大型。

 性格温厚、その上、果敢な勇気を持つ犬ですって!!)



でもでも、アメリカっぽい明るい家族愛が底辺に流れるミステリ

全篇、楽しく読ませてくれました。

(ほんと、モッタイナイのは煩雑さ。スッキりしてたら、ぐっと魅力的なのに)


殺人事件、発生のミステリなのに残酷でも、危険っぽくないのがユニーク(?)。


ハッピーエンドで終わるアメリカらしいミステリっでした。

(M子さん、感謝っです。久方ぶりのアメリカ翻訳本、堪能っ)






おしまい。








※土曜の午後散歩ショット。

 演奏を始めたばかりで人は集まってない状態のストリート・パフォーマー。

 でも、スイング感たっぷりのジャズを開始。いい雰囲気。

 カメラを向けたら、おじさん、ニッとウインク。

 お客もいないし、コイン1コですが進呈。

 28日②ジャズ