ヨムヨムvol 30 の、巻頭掲載作品。
数年前、3回に渡って掲載されていた連作が再開された。
(面白かった記憶がある)
この作家さん、「鴨川ホルモー」、「プリンセス・トヨトミ」などなど、
なかなか変わった作風で人気。
万城目ワールドとも呼ばれてるらしいです。
この連作は中国の時代小説(先週も中国時代小説っでした。縁がある?)。
シリアス感があり、今までのこの作家さんにないテースト。
よいです、ワタシは好きです。
なかなか、読ませてくれました。
主人公は、あの有名な虞美人(虞美人草という花の名の由来にもなってる)。
美人って、中国後宮では役職名(妃のこと)だったんですね。
(美人という言葉もここから??)
お話しは、敵に囲まれた最後の一夜の出来事。
女の意地みたいなのが見えて、ある意味、カッコいいなって感じました。
主人公がチャーミングな小説っていいな。
文句なく面白かったです。
読み切りなので、ストンと読めてしまうのもよしっです。
おしまい。
※ 週末、お隣さんが久しぶりにやって来た(お隣さんは、ミラノ在住)。
クリスマスのお土産にショコラを持参。
イタリアって、お菓子・ケーキのパッケージが派手。
真っ赤な布のバックに真っ赤な箱が入ってて、
真っ赤に包まれたミルクチョコレート(中身はナショナルブランドのリンツ)。
きれいねえ、そして、美味しかっただす~。