宮部みゆき、「ICO イコ-霧の城ー」 長編(上下巻)を、
土・日曜日の2日間で読み切りました。
(1日で一気読みしたかったけれど、ちと忙しくって無理)
ファンタジー。
否、この小説はテレビゲームのノベライズ。
しかし、しっかり物語、哲学っぽくさえあります。
(ミシャエル・エンデの「モモ」とかみたいに)
上巻は、息つく暇もなくどっと読めました。
下巻は、少し苦戦。
何故か。
登場人物は、主人公のイコ。まだ、13歳。
霧の城のヨルダ、15~6歳(?)。
ヨルダの母(霧の城の女王)。
上巻後半から、下巻中盤まで、
いろいろあるものの、主な会話は上記3人のみ、なので、ちと疲れる。
でも、そこは宮部ワールド、後半から炸裂。
ラスト、すこし前あたりから泣く準備が必要かなあ、なんて思ったり。
p354~p358が、いいんですよ。大好き。
(本が手元にない人にとって、無用な記述。申し訳ないです)
ヨルダは、イコだけが助かる様に……。
おおっです。
個人的には、この展開でラスト突入の方がいいなあと思うのですが。
本のラストは違います。
ここでは内緒。
(ワタシ的には釈然と…)
おしまい。
※ 週末の街角は、ノエル・シーズンの路上出店多し。
写真は携帯電話の大手のお店。
ダウンジャケットは、どうも、同社の衣装のよう。
ちょっと、ヘン。ニース、そんなに寒くなかったもの。
まっ、いいか。