本、ときどき海-29日①「つるかめ助産院」


この作家さんの本は、3冊目。


初めてが「食堂かたつむり」。

これが、なかなか変な本で、完全に否定ができなかったんです。

(いや、惹かれるような気もして…、ああ、不甲斐ない)


で、2冊目は「喋々喃々」。

これがねえ、いい味で、好みで、1冊目のもやもや感が消えたんです。

(不倫もので嫌いなはずが、

それを覆す透明感と静かな空気感が読んでるとひしひしきた)



さっ、この本です。

訥々と「子供を産む」ことについて考えてる。

作家さん自身も出産経験がない模様です。

何冊か本を上梓している人とも思えない純朴な文章・ストーリー展開。

子供を産むことはいいことだ?

それがテーマなのですが。

ちゃんと、最後まで読んだけれど……。


またも、この本は面白いの?

面白くないの?

……と、自問自答。


じれったいです、自分。




巻末に作家さんと宮沢りえさんの対談が載ってる。

これは面白かったです。

(りえちゃん、好きなものですから)



あははっ(笑って誤魔化ちゃうか、ごめんっです)。





おしまい。









※ ニースで、一番ポピュラーなゴミ箱。

  毎朝、回収車が来て、透明ゴミ袋を付け替える。

  さすが観光地といった感じ。

  本、ときどき海-29日②ゴミ箱