本、ときどき海-21日花村萬月「ワタシの鎖骨」


今日も再読。

とても安易な選択、「萬月、超ゴラグ本」って感じ。


すいすいと読める。

事故で鎖骨を骨折する主人公(夫婦でタンデムの最中)。

局部麻酔で手術中の彼女(主人公)の声にならない感想が、超絶、面白い。

だよねえ、だよねえ。

これが表題作で、スタート作品。


とても、短い短編3篇と、

中編1篇、短編と中編の間くらいの作品が1本で1冊です。


で、再読してしみじみ。

彼って短編、面白いですよね。

(今さらって云われそう)



この表題作(タイトルいい)、初回読み感想は、

「ああ、ワタシだったら、離婚だな」、と、思ったですよ。

(若かった。で、今回は…、どうでもいいかな)


もう、読まないと思う。

再読止まりでした。

(表題作が突出していいなあ、という感想を持った)




おしまい。






※ うふふっ、船便到着。

  5キロの本だすうう。嬉しっ。

  何から読もうかな。

  シ・ア・ワ・セの極み。

  (ニース天気予報は大ハズレで晴れときどき曇り。

   ゴロは濡れずに散歩できた)