本、ときどき海-12日西加奈子「きりこについて」


絶世の美女。

これについての描写というか、形容は山のようにあるだろうし、目にもつく。

だけど、

ここまで「絶世のぶす」を表現しつくした文章は初めて。


主人公、きりこ。


 「  きりこは、ぶすである。  」


から、始まるお話しは、

トップ、4ページに渡って主人公きりこのぶす加減説明、状況についての解説。


この物語は、いったい、どこへゆくのだろう。


  ____________


すっごい、いい本だと、読了後、実感。


悩める女子よ、この本を読もう!!


啓蒙書っですねえ、女子の生き方の。

( ↑ この表現は間違っていません。ただし、笑いながら)



あっ、プラス、猫好きの方々へもお勧め。

猫を、もっと理解できるはずです。

(きりこのナイト役は黒猫。語り手でもある。

 名前はラムセス二世)


ではでは、この辺で。




おしまい。

(K君! 正座して感謝)







※ 昨日11日は、フランス休日。

  第一次大戦終了の日。

  夏には第二次のそれがあるし、革命記念日があるし。

  フラには血を流した歴史由来の休日が日本より多い。

  そして、数日前からTVで関連映像をオンエア。

  死体の山の絵画・写真・映像…、人間は残酷。