本、ときどき海-22日高橋克彦「前世の記憶」


安心してページを開けることができる作家さんのひとり。

「緋い記憶」に続くのが本書。

( ↑   は、直木賞受賞作)


表題作を含め全8篇の短編連作。

いずれも、自分では気付かずに日常を過ごすうちに、

ある時、ふいに出会う自身の記憶。

結構、コワイです。


ホラー系の入っているのは、同氏の持ち味。

存分に面白がっちゃいましょう。


そういえば、表紙もかなり怖い。

これ表題作のモチーフ・イラスト。

そうです。

前世の姿なんです。


この本は説明もいらないでしょう。

ささっ、

お愉しみ本を、ぜひ、どうぞ~。




おしまい。





※ フランスでの足といえば電車。

  国内の旅は日本と同様、TGV(新幹線)が一般的。

  でも、大きな違いが料金です。

  同じ区間でも、購入するごとに値段が違うこと。

  2か月ほど前から予約購入可能で早い方が低価格。

  旅行計画が決まったら、さっさと購入しましょ。