本、ときどき海-14日雫井脩介「火の粉」


この作家さん「犯人に告ぐ」で、ベストセラー作家になった人。

(この本は、数年前に読んだことアリ、いい印象ではなかった)

で、今回2冊目。

少し、疑いながら読み始めました。


う~ん。

心配、的中。好みじゃないですね。

「犯人に告ぐ」も、そうだったけれど、説得力不足。

登場人物のキャラクターも曖昧な部分が多いなあと、ワタシは。


ネット評価をチェックすると、支持率多しっです。

「犯人に告ぐ」より、いいのではという意見も。


ワタシにとっては「イヤミス」系。

なので、それ系ファンにはいいのでしょうね。


ちょっと、話しがそれますが、

この作家さん、女性の暗い部分を描くのお上手だと感じました。

今回の、この本も脇キャストのお嫁さんがよいです。


まっ、こんなかな。




おしまい。







※ 夜8時のTVニュースに最近、頻繁に取り上げられるのは、

  イタリアの南にあるマルタ島の「ボート・ピープル」問題。

  数日前は、難民を乗せた船の転覆事故。

  今日は、子供と大人を別施設に収容してしまうので

  親子が離れ離れとなり、連絡が付かなくなってしまった話題。

  いずれも、悲惨な内容で、タメ息です。