意表を突かれました。
この本、ある意味、男の恋愛小説。
それも不倫もの。
ストーリーを少し。
妻・子アリの主人公、派遣で来た女性に心を奪われ、
プラス、なんと彼女、殺人犯かも。
これ、若い男の子が読んだら結婚する気が失せそう。
夢見る夢子は女子だと思ったら「おじさん」だった。
あっ、まずいです。
ミステリです、この本(東野圭吾といえば大御所ですもん)。
しかし、恋愛感情が軸となったストーリー展開ではあるわけで。
で、どうも意識が「やだ、主人公、やっかいな女性に捕まりそう」。
はたまた、「男の人って、アワレだ」。
なんて、ストーリー以外の部分で納得してしまう。
変わった読書体験でした。
いや、面白かったです。
いろんな意味で。
おしまい。
※ ゴロの散歩時、たくさんの犬と遭遇。
最近、毎朝、会うのが爺さまとゴールデンレトリバー。
飼い主も犬も、かなり高齢。
ゆっくりした歩みの散歩。
で、いつも決まった海の前のベンチで休憩。
絵になるのです、その光景が。
老人と、犬と、海。
映画のワンシーンみたい。