本、ときどき海-20日東野圭吾「夜明けの街で」


意表を突かれました。

この本、ある意味、男の恋愛小説。

それも不倫もの。


ストーリーを少し。

妻・子アリの主人公、派遣で来た女性に心を奪われ、

プラス、なんと彼女、殺人犯かも。


 

これ、若い男の子が読んだら結婚する気が失せそう。

夢見る夢子は女子だと思ったら「おじさん」だった。


あっ、まずいです。

ミステリです、この本(東野圭吾といえば大御所ですもん)。


しかし、恋愛感情が軸となったストーリー展開ではあるわけで。


で、どうも意識が「やだ、主人公、やっかいな女性に捕まりそう」。

はたまた、「男の人って、アワレだ」。

なんて、ストーリー以外の部分で納得してしまう。

変わった読書体験でした。


いや、面白かったです。

いろんな意味で。

 




おしまい。







※ ゴロの散歩時、たくさんの犬と遭遇。

  最近、毎朝、会うのが爺さまとゴールデンレトリバー。

  飼い主も犬も、かなり高齢。

  ゆっくりした歩みの散歩。

  で、いつも決まった海の前のベンチで休憩。

  絵になるのです、その光景が。

  老人と、犬と、海。

  映画のワンシーンみたい。