時代もの小説……。
最近、ちゃんと自覚しました(昨日、コメントいただいてシミジミ考えて)。
どうも、女性作家による作品の方が好みだと。
素晴らしい男性作家も多いのだけれど、しっくり来ない。
巧いなあって感じても悲しすぎたりして(藤沢周平がその代表)。
あっ、例外もアリっです。
志水辰夫。現代ものから時代ものへ転換した第一作「青に候」。
これ、初々しいって可愛らしい時代小説でした(かなりお年を召してるのに、すごい)。
あっ、アップの本の話しをしなくては。
京都、高瀬川沿いの旅籠(ハタゴ)を中心にした人間模様。
これ、シリーズ化でしょう。
キャストの個性も1冊目とあって、きっちりしてる。
プロットが練られてて、今後が愉しみだなあって感じました。
なにせ、主人公17歳女子だもの。
いや? 他の登場人物を主人公にもできますねえ。
(シリーズなんて書かれてないけれど、希望的観測で言い切ってしまいたい)
読んでみてほしい1冊です。
おしまい。
※ バカンス中で、よく道路の渋滞状態がニュースになる。
でね。フラは全国の渋滞したキロ数の合計を流すんですなあ。
「今日は900kmの渋滞でした」なあんて。
日本なら東名○〇インターで〇キロの渋滞とか、でしょ?
複数の渋滞地点の合計数を聞いたってと思うのはワタシだけかな。