本、ときどき海-23日乙川優三郎「露の玉垣」


戦いのない時の下級武士暮らし。

まあ、貧乏ですねえ。

取り繕うのが切ない。

これは、窮すれば鈍するってことかな。


品格はあるって言いたいのかもしれないけど、お金がないって淋しい。


そんなテーマの8編が収められてる短編集でした。


雪景色の表紙が涼しげで、夏っぽかったけれど……。




おしまい。





※ ニース、美しい晩夏の海。

  今朝、泳ぎに出かけたら、赤とんぼと遭遇。

  秋が、そこまで来てるなあ。

  海水温は温かくって泳ぐには最適。

  うん、今が海で泳ぐのに一番の時でしょう。

  観光客、ぐっと減ってる。