本、ときどき海-21日島田荘司「天に昇った男」


小説、お話しと分かっていても、ふむ。

主人公が悲しすぎる。

運が悪い。

誰にも愛されずに死んでゆく。

それも、冤罪で、死刑で。


島田荘司と云えば、娯楽系探偵ものって思ってたけれど違う。

ネット検索したら、

死刑・冤罪・人間論・文明論などのテーマで、この作品以外にも上梓されているようです。


なかなか、読み応えのある本でした。

(しかし、暗くなる。何も言えない感ばかりが増大……)



おしまい。





※ 本が暗かったので、ここでもグフフっとなった話題を。

  ニース市、景色いい所ってことで、世界遺産となるよう申請したいみたい。

  ( ? したのかな? TVニュースでボーッと見ただけで…ごめんなさい)

  それも、プロナーデ・デ・ザングレーが対象。いやあ、無理でしょ。

  由緒正しい系の建物があるにはあるけれどねえ。

  結構、箱型で無粋な建築物も多く目に付くですよ。

  いえ、なったらなったで嬉しいけど。

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