本、ときどき海-14日マークース・ズーサック「本泥棒」


1冊の本を盗んだ女の子のお話し。

それも、ナチス政権下で。

語りは死神。

とてもユニークなストーリー展開。


題材が題材だけに、暗くはあるけれど、そして、悲しくもなるけれど、

爽やかです、本当に。

そして、ラストの感動が大きい。


読んでない方にお勧めしたい本です。


この作家さん、1975年生まれ、オーストラリア人。

身内(ドイツ人)から聞いた事実を下敷きに、今風な小説に仕立てたようです。

(悲惨なことでも忘れないこと。伝えること)


この小説、今年映画化されています。

ただ、日本での公開は未定。

全米公開が11月15日に予定されているとのこと。


日本でも公開されることを期待します。



おしまい。





※ 今朝、泳いでいたら、10年目にして30cm級の鯛と遭遇っ!!

  ちょっと波があったけれど透明でいい感じ。

  泳ぎ始めて、しばらく、どお~っと小さな鰯の群れ、

  で、ふと、海底を見たら……。

  鯛、タイじゃありませんか。やはり品格あり。


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