本、ときどき海-9日小路幸也「そこへ届くのは…」


伝わる事柄は、チャーミングなんだけれどなっ。

同作家さんの「東京公園」で見られる瑞々しい小説。

うう~ん。


登場人物がいっぱいで煩雑な箇所が辛いです。

同じく、彼の作品「東京バンドワゴン」でお馴染みの、

登場人物がいっぱい出てくるのに交通整理が上手くなされた作品もあるのにな。

今回は、ちとっ、です。

ふむっ、もっとストレートがいいなあ。


好きな作家さんなので、今回は残念でした。





おしまい。









※ この人って感じで目に付く観光客が居る。

  去年はセシルカットの若い女性。

  7月から8月にかけて、毎夕、海沿いのベンチで寛ぐ姿が印象的で。

  今夏は、20代後半のイケメン(金髪・巻き毛)。

  犬を飼ってて毎朝、顔を合わせ、今朝、とうとう初めてのご挨拶。

  キャハハ~っ。やったね。

  まあ、2週間もすれば居なくなっちゃうんだけれど……。