本、ときどき海-26日花村萬月「惜春」


好きなんです、花村萬月。

5月のパリ購入本5冊の3冊目(今月4日に「ベビーゲージ、9日に永遠の島」アップ)。


長年温めて書いたと後書きの謝辞に。

ソープランド(?でいいんだよね)がトルコ風呂と呼ばれていた時代の、雄琴温泉が舞台。

東京から騙されたように連れられて来て従業員となった青年の半年が題材。


こんな世界があるんだなあって思う。

人って、一筋縄では判断できないのだなとも思う。


ほんと、花村本です。

必ず再読ですねえ(数年後?)。




おしまい。





※ 今朝のビーチ。

  何度も書いたと思うけれど、今年の環境客は東欧多し。

  中でもロシアの人たちが一番。

  体型とかファッションの好みとか、違うなあって感じるけど、今朝は目が点。

  父親と娘2・息子1の4人が、海に向かって横並びに整列。

  掛け声とともに両手を前方へ突出し、ほっほっほっと4回、大声をだす、

  そして、右手の中指で眉間をさする、、、、この動作を繰り返す。

  その時、近辺の人たちは唖然としちゃって(ワタシも)。

  いや、着替えたからトットト帰ってきました。

  何だろう、あれは。健康法? 宗教的なもの?