子供向けかなと思われる小説と、
完璧に大人向け小説のどちらもこなす作家さん。
今回は子供向け作品。
大人(ワタシ)も、充分にOK。
ベースにクラッシック音楽があって、洒落た仕立て。
短編2本と、中編1本の集録本。
短編の一つは、
小学生と中学生の従弟同士(男子)のひと夏。
可愛いです。
とても、良くわかる。
あと、中3不眠症男子・女子の淡い初恋ですねえ。
これも、リアルに愉しめ、これまた、可愛い。
で、
表題作の「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
文句なく良いw。
キーパーソンに中年フラ人登場。
とても、それっぽくて笑える。
(あっ、これ超個人的に、かなっ)
うん、ほんと、この作家さんセンス良しっ。
非常に、愉しい読書時間となりました。
(でも、一つ不満。サンキューだもの。
メルシーくらい使ってほしかった)
おしまい。
※ 今年、子供の中学校の入試を経験した友人。
彼女から国語の教科書に出る作品とか、推奨図書を聞いた。
今日の森絵都は常連とのこと。
ふううん。
変わって行くんだなあってシミジミしてしまう。
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