本、ときどき海-22日石田衣良「東京ドール」



とっても、好きだった時があった作家さん。

今は……、やっぱり、好きかな。


恋愛小説になると、時々、拒絶反応が出るんです。

今回は、ぎりぎりセーフかな。

(おっと、この本、恋愛小説。マイ・フェア・レディー、プリティー・ウーマンの

 石田衣良バージョン)


マジに、嘘っぽ過ぎて好感が持てちゃう。

石田衣良は、プロ意識が強いと思います。

広告関係だもと考えてしまう。

(お客さん=読者あってのって本)


面白い。

時代が出てるし。

(ブランドもの具体名、服・靴、値段さえきっちり書いてる。

 これ、キャストの個性表現として使われてる)


しこたま落胆したこともある石田衣良(さん)。

やはり、気になる作家ではあるのです。





おしまい。








※ 夏至の日、フランスは「音楽の日」。街中に音楽が溢れる。

  はっきり言って、うるさい。

  ロックとか、クラブ系って、こっちでは「チャカプン」って呼ばれる。

  チャカプンだらけなのだ。

  10年以上前、スイスのとある街で同様の日を経験。

  街の角々でクラッシックやバロック。

  まあまあ、なんてチャーミングなのっ。

  あの夏の日が懐かしい。



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