短編集「遠藤周作編・それぞれの夜」からの1本です。
13ページ。とてもとても短い。
なのに、やるせなさとタメ息が尾を引く感じ。
心惹かれる小品です。
思わず遠藤周作っていい趣味してるって、
超失礼な感想を持ってしまった。
生意気です、ごめんなさい。
で、
この小説とは、まったく違う人生を歩む人たちがニースの海辺にいます。
↑ 写真の2人(右のおじ様は省く)です。
中央の手を振る人は半年ほど前から、ここへ通ってくる人。
毎日、このあたりで、
ミカン3個をお手玉のようにくるくる放り投げては受ける練習をしてた。
で、近頃は上手になって海辺の石で実演。
今年の夏のパフォーマンス?
左端の座り込んでいる人は、1か月ほど前からここの住人。
一人用テントで、マジ、写真の場所で暮らしてます。
自称アーティスト。
写真の石積は彼の作品。
ふたりとも、どうやって食べてるのかな。
まあ、大きなお世話だけれど。
でも、ちょっとびっくりでしょ?
一人は完全に住んじゃってるですよ。
あっと、誤解しないでくださいね。
毎日、チェックしてるわけじゃありませんから。
1日3回は、ゴロ散歩で出るわけです。
ウチの真ん前なので、必然的に見てしまう。
です、です。
ボヘミアンって云うか、バカボン(フラ語・漂流者)というか。
人生、考えちゃいます。
おしまい。
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