十数年前、検屍官スカーペッタのシリーズは衝撃でしたよ。

過激に残酷で、主人公が素敵だった。

脇のマリーノ(刑事)、ルーシー(姪)の個性も際立っていたし。


この本、同シリーズの12冊目。


上下巻で、結構、読みずらい長編。

何か、上下巻ものになってから面白さが急降下?

初めの頃は、分厚い1冊もの。

で、分厚い上下巻になって・・・・・?

なあんて、思う。


ニースへ来てから、読んでなくって、

去年、パリのブックオフで購入。

読みかけては、頭をひねってパス。


今回、未読本ナシで読み始めたけれど苦労…。

上下じゃなくって1冊にしちゃえるんじゃないかな。

内容もねえ。

今回の本、フランス語ちょこっとだけだけれど出てくる。

これが、なんかね、ダサくねっと感じちゃう。


まっ、いいか。

(よくないよ。神の手って上下巻も未読だ)





おしまい。






※ 窓辺に置いた スズランの花が咲き始めた(可愛いい!)。

  5月1日、フランスではスズランを送り合う習慣あり。

  この日は、通りの角にもスズラン売りのワゴンが出る。

  素焼きの5cmにも満たない鉢に2本のスズランや、

  数本のスズランの花とバラを組み合わせたりして売られてる。


  ここニースは、それが初夏の合図っぽい。

  海で泳ぎを開始する人もいるよ。



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