面白いって云うより、愉しい本です。

半端なく好き、大好き。


ケーキより、あんこ派だし。


アンってのは、主人公、杏子ちゃん(18歳)のニックネーム。


ちょっとコロコロって太ってるけれど、

Lサイズ以上の専門店でしか洋服が買えないってくらいには太ってない。

(これが救いです、彼女にとっては)


伝統和菓子を背景に、

甘いものでミステリっていいですねえ~。

読むべしっ本です。


(でも、あんこ、食べたくなるけれど)




おしまい。







※ この坂本司という作家さん、覆面作家だそう。

  性別は伏せられ、1969年生まれってことだけ公表してる。

  でも、どうも女性じゃないかと。

  一昨日、再読した大島真寿美の「香港の甘い豆腐」が頭に浮かぶ。

  この本も主人公17歳。何となく女性が書く可愛いイメージが共通。

  まっ、何でも面白ければOK。



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