よいです、よいです。
伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司、中田永一、中村航、本多孝好
以上、6人でのアンソロジー。
中田永一って作家さんは初めてでした。
いや、すっごく良かった。
ふわっと、優しい。
惹かれちゃたですよ。
あとの方々は、面白くって当たり前でしょって思ってて、その通りでした。
(いや、一名の方を心配してた。でも、低空飛行だけれど無事着地かな)
一口に恋愛小説といってもいろいろ。
そう、ほんと様々な恋愛小説でもあるから面白かったです。
それから、ドロドロ系の恋愛がないのもいい。
さっぱりストーリーが多いのです。
天気のよい午後、
陽溜まりのなかで読むのが理想の本ですねえ。
おしまい。
※ 低空飛行だった作家は石田衣良氏。
ファンなんです。でも、彼の書く30歳過ぎの恋愛モノってニガテなんです。
ワタシにとっては鬼門。あんなに暴力っぽくって荒々しいお話しを、
瑞々しいとさえ感じさせることができる作家なのにな。
今回の、この短編、ワタシにとってはきりぎりって感じなのです。
池袋ウエストパークのシリーズや、4ティーン、娼年などなど、すっごく好きなんですけどね。
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