性懲りもなく今日も映画を観ちゃいました。

(本はどこへ……)


「東京暮色」、小津安二郎監督作品。

なんと、1957年、松竹大船撮影所での制作。


フランスでDVDを探すとき、

いっつも目にする日本映画のDVDは小津安二郎とビートたけし。

ワタシの周りのフラ人たちも黒沢と小津って名前は知ってる人多しなんです。

(なのに、黒沢より小津作品の方とビートたけしは定番のようにいつもあり)


で、昨日のノリで今日は小津安二郎の映画を観ちゃったですよ。


はああ~。暗いです。

シアワセなんだか、フシアワセなんだか……。

なのにしみじみしちゃうんです。

(仏映画にとっても近いイメージを抱きました)


ちょっと、驚いたのが人工中絶しちゃう若い女性が出てきて。

1957年、もうその感じ?

ふうう~む~っ。

出てる女優さんが今の日本女優より、断然、欧米仕様なのです。

原節子? 超きれいです。

とても大人で洗練されてる。

有馬稲子もすっごくいい。

最近の日本女優って子供っぽいと思うのはワタシだけでしょうか。

丸顔で目が大きいだけ。

女性としての大人の魅力がね、乏しくって。


昔の日本の女優さんって素晴らしいです。

(そう云えば、あの頃ってミスユニバースになった女性もいたよね。

 児島? 小嶋…  ううっ、とっても微かな記憶。ワタシ、そこまで年じゃないしね)



で、この映画の着想がジェームス・ディーンの「エデンの東」なんですって。

ウァオッっですよ。

そう云われてみれば、エデンの東は兄弟で、この映画は姉妹なのねえ。

そうか、そうか。


いや、一度、是非、観てみてくださいな。

日本映画(それもモノクロだよん。侮れないです)





おしまい。






※ 週末ってことで外食。今晩、アタリでした。

  パトさん、前菜エスカルゴ、あとフォアグラ添えハンバーグ。

  ワタシ、前菜ナシで、タイの天火焼き。

  デザートは木苺のケーキアイスクリーム添え。

  ワインはお店のお勧め、プロバンスの赤でした。

  久しぶりに大満足、美味しかったですよう。

  なので、データを下記に。

  

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