これは、新潮社の小説季刊誌 「 yom yom 」 掲載。
シリーズ連載で、今回秋号がシリーズ最終話でした。
タイトルも「こころの振り子・シリーズ最終話」となっています。
(総合タイトルが「いつか陽のあたるところで」となり、来年1月単行本化)
刑務所から出所した女性2人のお話しです。
いやあ、季刊誌(創刊のころは季刊誌じゃなくって隔月刊???)での、
連載を読み続けれる、それも海外でって当初、すっごくうれしかった。
もうもう、送ってくれる友人に感謝山盛り。
このお話し、3月11日の震災で大きく変化した連載小説です。
連載開始は震災前。
ちょっと、非日常を送ってる2人の生活風景が新鮮でした。
それが、震災を経て大きく展開。
今回の最終章は震災が起こってラストを迎えたって感じ。
すこしテーストも変化してしまった感もあるけれど興味深い作品です。
おしまい。
※ 「 yom yom 」、創刊から読んでるけれど、いいお話しが結構多い。
映画になった「つなぐ」もだし、今回のこのお話しもNHK総合でTV化です。
この秋号から連載開始になった「氷の仮面」も、いいです。とっても楽しみ。
Dafune姉上、感謝です。