丁寧に、丁寧に。

ゆっくりと読まないと、ちゃんと理解して読んだ気がしないみたい。

いえ、マジ、最近の本と違います。


でも、なかなか魅力的な本です。



古いです。

一番、昔に書かれたもので大正12年(1923)。

一番、近い年に書かれたものでも昭和26年(1951)。



俗に云うアンソロジーで、

21の短い物語がまとめられて一冊になっています。

(編者は中村武志氏。

 また、彼によって新漢字・新仮名づかいになおしたとの記述アリ)



ふっ、ちょっと下世話になってしまうけれど、

読めるけれど書けない漢字や

この助詞の使い方ってどうよっとか。

(大家の本なのに失礼だわ、ワタシ)

意味合いは解かるけれど、今ならこの言い回しって不思議っとかね。

そんなこんなが頭に浮かんでしまったりしながらの読書でした。


ふむ、そうね、テスト受けたみたい。

だのにですね。

だのに、面白いのです。



不思議な魅力が満ち満ちていて。




数年後、再読必至ですなっ、この本は。





おしまい。