黒く細い眉がくっきり、金色の目と赤い唇。
頬のあたりに近づけた小指の先にはアゲハチョウが留ってて
白地に赤のドット模様のパフスリーブがちょっとだけ見える。
表紙のイラストの説明(写真ナシなので)。
これが、パッと目に飛び込んできたのです。
なかなか、チャーミング。
(喜一のぬりえを、色っぽく…、ちょっと俗っぽく…。
ネットでチェックしたら有名イラストレーターのようで…知りませんでした。
あっと、お名前、丸尾末広氏です)
これだけ目についちゃったら、
買わなくっちゃ、読まなくっちゃ、ですよね。
で、昨日・今日で読了。
ちょっと、てこずりました。
読みにくいわけじゃないけれど、
ふむっ、ふむふむふむ~うっ。
まあ、彼はロックミュージシャンだものね。
そして、デビュー作だものね。
面白いことは面白いけれど、
3分の2くらいまで、
ガクガクと引っかかって読進めるのがつらかった。
以後は、いいけれどね。
しかし、この大槻さんという人っていい人なんでしょうね。
それにしても、
この本以降も、結構な冊数を書いてて。
ふむっ、ここでもふむっとなりました。
まっ、いいか。
おしまい。