テーマ、重いです。

脳障害児、そして宗教。


著者は自由を夢見て単身アメリカへ。

ユダヤ系アメリカ人と結婚して・・・。

(おっと、でも一生もの小説じゃないですよ)

この単行本にはピンポイントの出来事2つの作品。



表題作は後半の作品(芥川賞受賞作)で、

時間経過を考慮されたらしく

最初の作は「遠来の客」。

2男が施設へ入所した時期。


表題作・・・は。

ある意味、施設へ2男が入所したので

久方ぶりの家族休暇を取ったときの話・・・。


まあねえ、国際結婚ってね。

いろいろだから。

まあ、そのひとつのケース。


いや、ユダヤ教が出てくるとは。

あはっ、日本人って免疫ないから辛かったでしょうって思っちゃいます。

難しいよね。相手の家族が・・・。


ユダヤ教ってさ・・・。

選ばれし人びとって自分達で言いきっちゃうみたいだもの。

それ言っちゃったら嫌われるよね。


いえ、ちゃらんぽらんのワタクシ。

言葉を失くします。


でもさ、神道ってユダヤ教に似てるって本を読んだな。

そうなんだそうですよ。

神道って、

どんな神でも、

それは入り口(出口)が違うだけで神道ですって・・・。


その、乗りで・・・


「八紘一宇」 (ちょっと、グーグルでもしてね)


だもの・・・。


日本・・・神道・・・も怖そうだ。


いやいや、本から逸れましたが・・・。

まっ、なかなか興味深い読書。

それに、思いテーマの割りに元気元気。

大阪弁? 系だからかな。

すっごい、それに救われた。