
京都の竹笹堂で買った
素敵なブックカバーで包んだ
記念すべき1冊目は、
仕事仲間が送ってくれた
『ミハスの落日』でした。
私が今年スペインのミハスに行ったのを知り、
もともと好きだったというこの短編集を送ってくれたのです。
ひとつ読んだらしばらく空く・・・
とわりとゆっくり進んだため
たぶん1か月くらいかかって読了。
なんとなく、いっぺんに読んじゃうのももったいなくて。
ミステリーってどの作家さんが面白いのか知らないし
自分からは買ったことないけど
前に彼女が「自転車好きだよね」と送ってくれた
『サクリファイス』もよかった。
めったに日本の小説読まないのですが
これでなんだか火がついて、
またすぐになにか紙で活字を追いたくなりました。
で、ちょうど映画化で話題になっていた
「紙の月」の文庫版が出たところだったので購入。
さあ、毎日の移動時間にでも
ゆっくり読むか・・・・・・
と思ってたのに、今日気づいたら
一日で読み終わってた



期待以上に面白かったので
なんだか世界にどっぷりつかってしまいました。
角田光代さんの作品初めてなんですが、
女性の心理描写がほんとに絶妙で
それぞれの人物に共感できる部分があり。
なにげない会話の受け取り方で
気分が変わるところとか、
逆にふっと軽くなるときのスイッチとか。
ほかの作品も読んでみたくなった。
しかしこれ、男性が読んでも共感できるんだろうか。
「八日目の蝉」も確か女性に共感を得そうなお話でしたよね。
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