なんだか今年ブームだという、富士山にのぼってきました。
もちろんブームは関係なく。
まわりのお友達にも「登りたい」「登った」という人が多く興味を持ったのと、
今年はフランス巡礼もできないだろうから
その代わりの冒険がしたかったとでも言いましょうか。
shokoさんの「行かない?」という言葉にのって、
当初はお盆休みに決行する予定でしたが、
もうひとりの予定が不明だったのと、
お盆はもんのすごい混雑しそうということがあり、
それを避けてもう少しあとの平日でどうですかと
こちらから提案し直し、相方と3人で行くことになったのです。
バスで5合目まで連れてってくれて、
8合目の山小屋に泊まって、
深夜に出発して登頂しご来光を拝み、下山。
最後は温泉に寄ってまた東京に連れ帰ってくれる。
というツアーが一般的で各社から出ておりますが、
料金もそんなに変わらない(平日で12000円前後)ので
ネットで予約できた「サンシャインツアー」さんにしました。
新宿発着だけじゃなくて、東京駅にも行ってくれるとこが決めてだったのだけど、
帰りに至っては我々3人以外全員新宿で降りて、最後は貸し切り状態だった。
東京駅は需要は少ないのかのう?
スペイン、フランス巡礼で
荷物背負って長時間歩くハードさには
けっこう慣れている自信があったものの
「登山」はあんまり経験がないので
近づくに連れてドキドキしてたのですが、
実際やってみると、やっぱ巡礼のほうがきついです。
確かにしんどいんだけど、
「もう一歩も足が前に出ないよう」
という限界状態からさらに歩き続けなければならないような
過酷な事態には陥ることもなく、
しばらく登っては休憩を入れて、
無事に山頂にたどり着くことができました。
考えてみたら、けっこうお年をめした方や
小さい子供だって登ってるし、
明らかに軽装でなめた感じで来ている
ちゃらい学生っぽい人もいたしね・・・
山小屋のおっちゃんたちは
この「軽装で来ている」人たちが気になってしゃーないみたいで、
私たちは「山ガールだね。格好から入ったんだね」
とからかわれたけど、悪い意味じゃなくって
「安心して見てられる」んだって。
ほんとは靴が、足首まで固定されるやつだったら
完璧だったのかもしれんけど、
せっかくそれなりのを持ってるので
わざわざ買い足すのももったいなくって
いつものやつで登ってしまいました。
でも大丈夫だったよ。


雲より高い。

富士山ホテル。

山小屋の寝床は狭いっす。
意外と大変だったのが下山で、
めっちゃすべりやすくてけっこう急なので
私なんか3回も転んじゃって、
そのうち一回は右ひざで着地して
すくっと立ち上がったものの、
見事に膝の部分のスキンズが破れて擦りむいてしまった。
スキンズ高いねんで~。破れたら効果が減少しそうだけど
穴を縫ったらまだはけるかしら。
朝5時起きで6時半に東京からバス出て、
新宿で乗り換えて、11時過ぎからのぼりはじめて、
16時半くらいには本八合目の山小屋「富士山ホテル」に到着。
着いたらすぐに寝る場所を案内されて
「10分後には夕食です」って、
17時くらいから食事。
選択の余地なく、全員カレー。
ビール飲んですぐに就寝(やることないので)。
途中で目が覚めて外に出てみたら、
もう雲の上なので、遠くで雷がビカビカしてるのが
上から見えて不思議だった。
眠れなくても寝とかんとあとがつらいので、無理矢理1時すぎまで寝て、
「朝食」にもらったお弁当たべて、出発。
頂上までは2時間くらい。
みんな頂上で「ご来光」を見るため
この時間に一斉にのぼり出すので、
暗闇のなかヘッドライトが光の列を作るのです。
週末はもっと人が多くてまえに進めないくらいに
なることもあるらしい。
特に団体さんがまとまって動こうとするので
そこに当たってしまうと進みづらかった。
でも、4時ごろには登頂できた。
日の出は5時なので、それまで場所とりして
寒いなかブルブルしながらひたすら待った。
ほんと、富士登山は一日で真夏と真冬を体験、です。
そらがほんのり赤くなってからは
もう夢中でシャッター切って、
気づいたら完全に日が昇ってた。
時間帯のせいもあって、あとで思い出しても
夢のなかにいるみたいでした。
なんでこの歳になるまで思いつかなかったのか
逆に不思議なんだけど、
確かに、一生に一度は登る価値はあるかも。
貴重な体験となったことは間違いない。

夜明けを待つ。星も見える。

雲海の向こうに。

太陽が燃えている!

激写中。


富士山頂の月。
しばらく頂上にいたあと
休憩を入れながら一気に5合目まで下り。
登りのように息が切れる苦しさはないけれど
とにかく足への負担がすごい。
私は左膝が途中からおかしくなってきて、
相方とshokoさんもふとももとか痛そうだった。
10時半くらいに集合場所の富士スバルライン五合目に
戻ってきて、食事してお土産買ったりして、
11時45分にバスが出発。
途中で「富士山おんせん」というとこに寄ってくれて
1時間ほどゆっくり汗を流し、
すっきりして東京へ。
18時着予定ってなってたのに、
道がかなりすいてたらしく16時過ぎには東京駅に到着しちゃった。
ちょうど16:30のバスがあったのでそのまま帰宅。
帰ったあとしばらく、記憶がありません。
ご飯もいつもまにか相方が用意してくれてて、
食べたあとも寝て、寝て、寝て、
今日お昼まで寝てました。
で、起きたら恐ろしいほどの筋肉痛(足だけ)。
とくに太もも。段差を降りるのに
どこかにつかまらないと行けない有様です。
こんなんで今日仕事に行った相方とshokoさんはほんとに偉い。
私は疲労がたまることを想定して
もともと3連休にしてたんだけど、
ほんとに3日目は「休む」「荷物を片付ける」
で精一杯な感じでした。

下りもきれいな空と雲にはさまれて、神秘的な景色。

600円しても食べたい、カップヌードル。

やっぱり締めはコレ。
もちろんブームは関係なく。
まわりのお友達にも「登りたい」「登った」という人が多く興味を持ったのと、
今年はフランス巡礼もできないだろうから
その代わりの冒険がしたかったとでも言いましょうか。
shokoさんの「行かない?」という言葉にのって、
当初はお盆休みに決行する予定でしたが、
もうひとりの予定が不明だったのと、
お盆はもんのすごい混雑しそうということがあり、
それを避けてもう少しあとの平日でどうですかと
こちらから提案し直し、相方と3人で行くことになったのです。
バスで5合目まで連れてってくれて、
8合目の山小屋に泊まって、
深夜に出発して登頂しご来光を拝み、下山。
最後は温泉に寄ってまた東京に連れ帰ってくれる。
というツアーが一般的で各社から出ておりますが、
料金もそんなに変わらない(平日で12000円前後)ので
ネットで予約できた「サンシャインツアー」さんにしました。
新宿発着だけじゃなくて、東京駅にも行ってくれるとこが決めてだったのだけど、
帰りに至っては我々3人以外全員新宿で降りて、最後は貸し切り状態だった。
東京駅は需要は少ないのかのう?
スペイン、フランス巡礼で
荷物背負って長時間歩くハードさには
けっこう慣れている自信があったものの
「登山」はあんまり経験がないので
近づくに連れてドキドキしてたのですが、
実際やってみると、やっぱ巡礼のほうがきついです。
確かにしんどいんだけど、
「もう一歩も足が前に出ないよう」
という限界状態からさらに歩き続けなければならないような
過酷な事態には陥ることもなく、
しばらく登っては休憩を入れて、
無事に山頂にたどり着くことができました。
考えてみたら、けっこうお年をめした方や
小さい子供だって登ってるし、
明らかに軽装でなめた感じで来ている
ちゃらい学生っぽい人もいたしね・・・
山小屋のおっちゃんたちは
この「軽装で来ている」人たちが気になってしゃーないみたいで、
私たちは「山ガールだね。格好から入ったんだね」
とからかわれたけど、悪い意味じゃなくって
「安心して見てられる」んだって。
ほんとは靴が、足首まで固定されるやつだったら
完璧だったのかもしれんけど、
せっかくそれなりのを持ってるので
わざわざ買い足すのももったいなくって
いつものやつで登ってしまいました。
でも大丈夫だったよ。


雲より高い。

富士山ホテル。

山小屋の寝床は狭いっす。
意外と大変だったのが下山で、
めっちゃすべりやすくてけっこう急なので
私なんか3回も転んじゃって、
そのうち一回は右ひざで着地して
すくっと立ち上がったものの、
見事に膝の部分のスキンズが破れて擦りむいてしまった。
スキンズ高いねんで~。破れたら効果が減少しそうだけど
穴を縫ったらまだはけるかしら。
朝5時起きで6時半に東京からバス出て、
新宿で乗り換えて、11時過ぎからのぼりはじめて、
16時半くらいには本八合目の山小屋「富士山ホテル」に到着。
着いたらすぐに寝る場所を案内されて
「10分後には夕食です」って、
17時くらいから食事。
選択の余地なく、全員カレー。
ビール飲んですぐに就寝(やることないので)。
途中で目が覚めて外に出てみたら、
もう雲の上なので、遠くで雷がビカビカしてるのが
上から見えて不思議だった。
眠れなくても寝とかんとあとがつらいので、無理矢理1時すぎまで寝て、
「朝食」にもらったお弁当たべて、出発。
頂上までは2時間くらい。
みんな頂上で「ご来光」を見るため
この時間に一斉にのぼり出すので、
暗闇のなかヘッドライトが光の列を作るのです。
週末はもっと人が多くてまえに進めないくらいに
なることもあるらしい。
特に団体さんがまとまって動こうとするので
そこに当たってしまうと進みづらかった。
でも、4時ごろには登頂できた。
日の出は5時なので、それまで場所とりして
寒いなかブルブルしながらひたすら待った。
ほんと、富士登山は一日で真夏と真冬を体験、です。
そらがほんのり赤くなってからは
もう夢中でシャッター切って、
気づいたら完全に日が昇ってた。
時間帯のせいもあって、あとで思い出しても
夢のなかにいるみたいでした。
なんでこの歳になるまで思いつかなかったのか
逆に不思議なんだけど、
確かに、一生に一度は登る価値はあるかも。
貴重な体験となったことは間違いない。

夜明けを待つ。星も見える。

雲海の向こうに。

太陽が燃えている!

激写中。


富士山頂の月。
しばらく頂上にいたあと
休憩を入れながら一気に5合目まで下り。
登りのように息が切れる苦しさはないけれど
とにかく足への負担がすごい。
私は左膝が途中からおかしくなってきて、
相方とshokoさんもふとももとか痛そうだった。
10時半くらいに集合場所の富士スバルライン五合目に
戻ってきて、食事してお土産買ったりして、
11時45分にバスが出発。
途中で「富士山おんせん」というとこに寄ってくれて
1時間ほどゆっくり汗を流し、
すっきりして東京へ。
18時着予定ってなってたのに、
道がかなりすいてたらしく16時過ぎには東京駅に到着しちゃった。
ちょうど16:30のバスがあったのでそのまま帰宅。
帰ったあとしばらく、記憶がありません。
ご飯もいつもまにか相方が用意してくれてて、
食べたあとも寝て、寝て、寝て、
今日お昼まで寝てました。
で、起きたら恐ろしいほどの筋肉痛(足だけ)。
とくに太もも。段差を降りるのに
どこかにつかまらないと行けない有様です。
こんなんで今日仕事に行った相方とshokoさんはほんとに偉い。
私は疲労がたまることを想定して
もともと3連休にしてたんだけど、
ほんとに3日目は「休む」「荷物を片付ける」
で精一杯な感じでした。

下りもきれいな空と雲にはさまれて、神秘的な景色。

600円しても食べたい、カップヌードル。

やっぱり締めはコレ。