9月19日(4日目) Livinhac-Figeac
ということで、12時間以上眠って朝7時前に起床。

宿のとなりが女主人の自宅のようで、そこのダイニングで朝食だった。定番のパンやジャムなどが用意されていて、私はコーヒー、相方はショコラを飲んだ。しばらくするとほかの宿泊者たちもやってきた。カタコトのフランス語で交流。我々はフランス人にはなじみのある名称が名字なので、名前は覚えてもらいやすいようだ。というか、名前をいうと思ったよりウケる。
飲み水を水筒に入れてもらって、小雨のなか出発。ひとまず教会向かいの小さなマーケットに寄って、ランチ用のパン、チーズ、サラミ、缶詰(昨日のみたいなツナサラダ)を買った。ちょっと重いけど持ってたほうが安心。
朝はすごい霧だった。今日はほとんど終日曇り空で、ときどき小雨が降ってはポンチョをかぶる、の繰り返しだった。カメラをぶらさげてるので念のため、通り雨っぽくてもいちいちポンチョをかぶるようにしてたのだけど、だいたい10分もしないうちにやんでしまう。晴れ間が見えたのはほんとに少しの間だけだった。でも、涼しくてある意味快適で、歩くのにちょうどよい。






午前中は、オバマ嫌いのアメリカ人・エリックと道中少し一緒になった。「昨日の夜レストランで食べて、めっちゃうまかった」という話をきき、爆睡して食べ損ねた身としてはちょっと悔しい。彼は教師の仕事を辞めてきたんだたって。途中で小さく質素な教会を見つけた。彼らが「中もきれいだよ」というので、のぞいてみて記帳した。なんか、いくら「クリスチャンではない」と堂々宣言しつつ歩いてはいても、やっぱり宗教的な意味合いもリスペクトしたいし、素通りするのもなあ、と思う。しかし、教会の中を見るのは好きなのだけど、残念ながら細部の意味や作法がわからない。「次くるまでに勉強しよう」と毎回思うが、その繰り返し。

正午過ぎくらいに、座れそうなところで適当にお昼休憩。木材がごろごろあって、ちょうどいい大きさの切り株が並んでたので、そこに座ってランチを広げた。あっというまに猫と犬が寄ってきたので、食料をガードしながら食べる。今日も、シンプルだけどおいしくいただきました。


昨晩宿で聞いた話だと、今日のルートは昨日より「ちょっとまし」ということだったが、正直今日のほうがつらかった。もともと昨日の筋肉痛などもあって午後からはけっこう疲れが出てきて、あんまり風景とかを楽しむ余裕はなかった(そんなに特別きれいな場所は通らなかった気がするが)。途中で出会ったドイツ人のおっちゃんが、本日のゴールFigeacの手前でショートカットする道を説明してくれたのだが、我々は見事に間違えて遠くから呼び戻され、なんとか無事に到着した。最後の1時間くらいはゆるやかな車道の下り坂が続いたのだが、足の裏とかすねに疲労がたまってくると、下り坂のほうがきつい。もう最後のほうは、歩き方が「アシモ」みたいになって、歩幅が半分くらいになっていた。




Figeacは人口1万人クラスで、ルート上では割と大きな町である。昨日からほんとに小さな町しか通ってなかったので、なんかすごい都会にきた感じがする。すぐにでも休みたかったので、とりあえず中心部に向かい、見つけたホテルに即チェックイン。17:30くらいだった。シャワー&洗濯をすませたら、また激しく雨が降ってきた。この時間に雨が降るのがこのあたりの気候なのだろうか。Figeacは比較的見るところもありそうだから観光でもしようかと思ったが、疲れた上にこの雨のなか出歩く気にもならず、結局日記を書く時間にあてることになった。しかし、相方はとなりで爆睡している。

19時半に相方を起こして、泊まっているホテルのレストランでディナー。昨晩なにも食べなかった分、ということで奮発してフルコース。昨日から「肉食べたい」と言いながら歩いてたので、メインは迷わず牛ステーキに。しかし、わかっていたのだが、やはり前菜の時点ですでにかなりのボリューム。相方が頼んだフォアグラも、私の魚もめっちゃうまい。そして、予想通りメインの肉を食べ終わるころには満腹度余裕で100%越え。そのあと出てきた「チーズ」は口直しのようなものだとなめていたが、出てきたのは単なるチーズではなく、パンの上にのっていて、しかも薄いパリパリのパイのようなもので包まれているではないか。たぶん空腹のときに単品で食べたら死ぬほど旨いと思うのだけど、残念ながら、なんとか中のチーズだけ食べるので精一杯だった。そして最後のデザートも、ウェイター君がなにか3種類くらい名前をあげてたので、選ぶのかしらと思っていたら、3つケーキが乗った皿が目の前に運ばれてきましたよ。いちばんひんやりあっさりしたものだけいただいて、あとのドロリと甘そうな2種類は、申し訳ないが残してしまいました。
食事が終わるころには満腹と眠さで朦朧とした状態。ふらふらと部屋に戻り、そのまま歯磨きだけしてすぐに眠りについてしまった。たぶん10時前くらいだったのかな。


ということで、12時間以上眠って朝7時前に起床。

宿のとなりが女主人の自宅のようで、そこのダイニングで朝食だった。定番のパンやジャムなどが用意されていて、私はコーヒー、相方はショコラを飲んだ。しばらくするとほかの宿泊者たちもやってきた。カタコトのフランス語で交流。我々はフランス人にはなじみのある名称が名字なので、名前は覚えてもらいやすいようだ。というか、名前をいうと思ったよりウケる。
飲み水を水筒に入れてもらって、小雨のなか出発。ひとまず教会向かいの小さなマーケットに寄って、ランチ用のパン、チーズ、サラミ、缶詰(昨日のみたいなツナサラダ)を買った。ちょっと重いけど持ってたほうが安心。
朝はすごい霧だった。今日はほとんど終日曇り空で、ときどき小雨が降ってはポンチョをかぶる、の繰り返しだった。カメラをぶらさげてるので念のため、通り雨っぽくてもいちいちポンチョをかぶるようにしてたのだけど、だいたい10分もしないうちにやんでしまう。晴れ間が見えたのはほんとに少しの間だけだった。でも、涼しくてある意味快適で、歩くのにちょうどよい。






午前中は、オバマ嫌いのアメリカ人・エリックと道中少し一緒になった。「昨日の夜レストランで食べて、めっちゃうまかった」という話をきき、爆睡して食べ損ねた身としてはちょっと悔しい。彼は教師の仕事を辞めてきたんだたって。途中で小さく質素な教会を見つけた。彼らが「中もきれいだよ」というので、のぞいてみて記帳した。なんか、いくら「クリスチャンではない」と堂々宣言しつつ歩いてはいても、やっぱり宗教的な意味合いもリスペクトしたいし、素通りするのもなあ、と思う。しかし、教会の中を見るのは好きなのだけど、残念ながら細部の意味や作法がわからない。「次くるまでに勉強しよう」と毎回思うが、その繰り返し。

正午過ぎくらいに、座れそうなところで適当にお昼休憩。木材がごろごろあって、ちょうどいい大きさの切り株が並んでたので、そこに座ってランチを広げた。あっというまに猫と犬が寄ってきたので、食料をガードしながら食べる。今日も、シンプルだけどおいしくいただきました。


昨晩宿で聞いた話だと、今日のルートは昨日より「ちょっとまし」ということだったが、正直今日のほうがつらかった。もともと昨日の筋肉痛などもあって午後からはけっこう疲れが出てきて、あんまり風景とかを楽しむ余裕はなかった(そんなに特別きれいな場所は通らなかった気がするが)。途中で出会ったドイツ人のおっちゃんが、本日のゴールFigeacの手前でショートカットする道を説明してくれたのだが、我々は見事に間違えて遠くから呼び戻され、なんとか無事に到着した。最後の1時間くらいはゆるやかな車道の下り坂が続いたのだが、足の裏とかすねに疲労がたまってくると、下り坂のほうがきつい。もう最後のほうは、歩き方が「アシモ」みたいになって、歩幅が半分くらいになっていた。




Figeacは人口1万人クラスで、ルート上では割と大きな町である。昨日からほんとに小さな町しか通ってなかったので、なんかすごい都会にきた感じがする。すぐにでも休みたかったので、とりあえず中心部に向かい、見つけたホテルに即チェックイン。17:30くらいだった。シャワー&洗濯をすませたら、また激しく雨が降ってきた。この時間に雨が降るのがこのあたりの気候なのだろうか。Figeacは比較的見るところもありそうだから観光でもしようかと思ったが、疲れた上にこの雨のなか出歩く気にもならず、結局日記を書く時間にあてることになった。しかし、相方はとなりで爆睡している。

19時半に相方を起こして、泊まっているホテルのレストランでディナー。昨晩なにも食べなかった分、ということで奮発してフルコース。昨日から「肉食べたい」と言いながら歩いてたので、メインは迷わず牛ステーキに。しかし、わかっていたのだが、やはり前菜の時点ですでにかなりのボリューム。相方が頼んだフォアグラも、私の魚もめっちゃうまい。そして、予想通りメインの肉を食べ終わるころには満腹度余裕で100%越え。そのあと出てきた「チーズ」は口直しのようなものだとなめていたが、出てきたのは単なるチーズではなく、パンの上にのっていて、しかも薄いパリパリのパイのようなもので包まれているではないか。たぶん空腹のときに単品で食べたら死ぬほど旨いと思うのだけど、残念ながら、なんとか中のチーズだけ食べるので精一杯だった。そして最後のデザートも、ウェイター君がなにか3種類くらい名前をあげてたので、選ぶのかしらと思っていたら、3つケーキが乗った皿が目の前に運ばれてきましたよ。いちばんひんやりあっさりしたものだけいただいて、あとのドロリと甘そうな2種類は、申し訳ないが残してしまいました。
食事が終わるころには満腹と眠さで朦朧とした状態。ふらふらと部屋に戻り、そのまま歯磨きだけしてすぐに眠りについてしまった。たぶん10時前くらいだったのかな。

