仕事中、来週取材させていただく予定の
放送通訳者の方のことを調べていたら、
印象的な言葉がありました。
どうやったら語学が上達するか、
という問いについて、
HowではなくHow muchだ、と。
効率のいい方法や、効果が目に見えてわかる方法ばかりを追い求め、
いつまでたってもなにも手をつけずにいるよりも、
なんでもいいからこつこつ続けて、
結局は量をこなした人が、上達できる。
確かに、
「あんなに勉強したのに伸びない、でもこの方法なら・・・」
みたいなうたい文句で売り出してる
教材やら情報やらもあるけれど、
それがうさんくさいからって手を出さずに
指を加えて見てる暇があったら、
適当に買った本1冊でも使い込んだほうが絶対いい。

方法もそうだけど、時間の使い方もそうだな、と思った。
「いまは忙しいからいつか」と、
スペイン語復習用に買った本がいくつかあります。
少しずつでも手をつけようかな、と
今日のこの言葉を見て思った。

さて、そのスペイン語ですが、
日本の出版社から出ている本は
初心者向け中心です。
作り手側の身でなんですが、
正直いって、ある程度のレベルを超えた人は
ほかの言語も含めて、
外国の教材に手を出す人が多いのではないかと思う。
たとえばスペイン語なんか、
米国に第2外国語として勉強する人が
めっちゃ多いから、本も充実してるのです。

そんな本の1冊を、先日amazon見てて衝動買いしちゃったんだけど、
これまた届いたまま置きっぱなしになってました。



Ronni L. Gordon, David M. Stillman
The Ultimate Spanish Review and Practice: Mastering Spanish Grammar for Confident Communication (The Ultimate Grammar Review and Practice)
届いてみたら、めっちゃ分厚くてびっくり。
466ページあります・・・
1000円くらいで買えたんやけど。
一応中級以上向けとのことですが、
ちゃんと現在形の基本活用から始まって
あらゆることを網羅してるっぽいです。