朱色の鳥居が、木々の中や海岸に目立ち、
左右に二本の柱を立て、上に笠木(かさぎ)という横木を渡し、その下に柱を連結する貫(ぬき)を入れたもので、一般には神社の参道入り口に立っているが、神社がなくても神域であれば立てられることもある。」
「なぜ、鳥居が海水に浸かりそうな所に建てられているのかなぁ~。」と疑問が⁇
白浜神社の鳥居。
諸口神社の鳥居。
白い鳥居より、朱色の鳥居が多いようにも感じ、そもそも、鳥居って⁇というところから、帰宅後に調べてみました。
「朱色は、魔力に対抗する色ともされていて、古代の宮殿や神社仏閣に多く用いられています。
朱の原材料は水銀=丹です。これは昔から木材の防腐剤として使われてきました。
朱色は生命の躍動を現すとともに、古来災厄を防ぐ色としても重視されてきました。このため古くは御殿や神社の社殿などに多く用いられており、鳥居の朱色もこの影響によるものと考えられます。
つまり、赤色(朱色)の意味としては、
- 朱色が魔力・災厄を防ぐ色と考えられていた
- 神様のお力を高める役割りがある」
「また、鳥居とは、俗なる人間の領域と神聖なる神の領域の境に立て、神域を示す一種の門。
左右に二本の柱を立て、上に笠木(かさぎ)という横木を渡し、その下に柱を連結する貫(ぬき)を入れたもので、一般には神社の参道入り口に立っているが、神社がなくても神域であれば立てられることもある。」
海から陸地になる所から昔は、神域と考えられていて、鳥居が建てられ、災厄がおこらないようにと、願いを込められて建てられていたのか・・・。
今回の旅行で学んだ一つです。