◎紙垂類全長計算式
紙垂全長=X
垂数(四垂・六垂・八垂)=N
用紙全長=A
切込長=B
切込残=C
C=A-B
紙垂全長X=A+(N-1)(B-C)
*以上は上富良野神社宮司生出名臣様より寄せられた資料によります。
★紙垂全体の長さXは、切込みの長さBから、折った時に相殺されてしまう切込み残のCの分を引いた数値に、全紙垂数から1(用紙の高さに該当する最初の一垂目のAの分)を引いた垂数を乗じた数値に、Aの数値を足して得られる。
★これを応用して、全長Xと高さAの数値を指定して必要な切込みの長さを求めたり、全長Xの紙垂を作るために最低必要な用紙の高さAを求め、また、Aから最大どの程度の高さの紙垂ができるかを知ることができる。
*……というわけですが、数学が苦手な私は「勘」で紙垂を切っております。
半井真澄『神職宝鑑』より