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◎紙垂類全長計算式

紙垂全長=X

垂数(四垂・六垂・八垂)N

用紙全長=A

切込長=B

切込残=C

 CAB

紙垂全長XA(N1)(BC)

*以上は上富良野神社宮司生出名臣様より寄せられた資料によります。

★紙垂全体の長さXは、切込みの長さBから、折った時に相殺されてしまう切込み残のCの分を引いた数値に、全紙垂数から1(用紙の高さに該当する最初の一垂目のAの分)を引いた垂数を乗じた数値に、Aの数値を足して得られる。



★これを応用して、全長Xと高さAの数値を指定して必要な切込みの長さを求めたり、全長Xの紙垂を作るために最低必要な用紙の高さAを求め、また、Aから最大どの程度の高さの紙垂ができるかを知ることができる。


*……というわけですが、数学が苦手な私は「勘」で紙垂を切っております。



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半井真澄『神職宝鑑』より

◎祝詞の奏上法(半井真澄)

半井真澄『神職宝鑑』(明治32年3月)に祝詞の奏上法が書かれていますので紹介します。


祝詞を奏するは古書に宣命など微音又は聞ゆる程になどありて神明に奏する言は衆に宣告する者ならねば大声に唱ふべきものに非ず、


或は時として祭旨願意を明白ならしめ参集せる衆人にも満足を与へむとする際に当りては朗読して幽顕に貫徹せしむる事あれども大声を発する時は敬意を欠く恐れあり、能々注意すべし、


神号を挙る所至尊にかゝる言は殊に謹みて之を奏し、我姓名は低音に読むべし、


要領の所は確実にして語尾を明瞭にし、句読を違へず、字訓を誤らずして、間断なからむを要す、


又結尾の一二言を故(ことさら)に高声に引き唱へ、或は節を作りて謡曲に類する奏し方を為すべからず、


或は祝詞を開き心中にて之を奏し声を発せざるもあり、

◎御巫清直「酒をよめる長歌」






丹波なる 比治の里にて 


かみそめし 神代おもへば 


かしこみて われはたはらむ 


たのしみて われはのみてむ 


宇賀能売の 神のこゝろを 


とりてこそ くすりとならめ 


くみてこそ はえも有なめ 


たへ酔て なほよろこひそ 


この豊御酒を





御巫清直については下記参照。




http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%B7%AB%E6%B8%85%E7%9B%B4