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◎皇學館大学古事記撰上千三百年祭祝詞




是の処を厳の斎場と祓へ清めて、天津神籬刺立て招奉り坐奉る掛けまくも畏き天照坐皇大御神の大前に斎主皇學館大学教授本澤雅史恐み恐みも白さく、


高天原に事始め給ひし天つ皇御祖の大神の御子命の弥継々に現津神と大八島国を安国と平らけく知ろしめす大道の大元の遠つ神代の古事を記せる古事記はしも、飛鳥の清原の大宮に天下知ろしめしし天武天皇、邦家の経緯、王化の□(工/鳥)基たる帝紀を撰録し旧辞を討覈して偽りを削り実を定めて後の葉に流へむと欲ふと詔ひ、稗田阿礼に勅語して帝皇の日嗣及び先代の旧辞を誦み習はしめ給へども、時移り世変りて、平城の大御代に至りて、和銅四年九月十八日、元明天皇其の大御志を継給ひて、太安萬侶に詔して撰録しめ給ひ、和銅五年正月二十八日に成し終へて献上せしより以来、代々を経て上つ代の事を伝ふる真澄の鏡と尊ばれつつ受け継がれて、五百年千年と数ふる随に今年はしも撰上千三百年に当りぬ。


故、今日の生日の足日の朝日の豊栄登に神の御典を仰奉り称へ奉らくと、皇學館大学学長清水潔、学友会総務委員長東省利を始めて教職員学生等、大前に参集侍りて、斎まはり清まはりて御食御酒海川山野の種々の味物を献奉りて御祭厳しく仕奉る状を平らけく安らけく聞食して、奏で奉る歌舞の技をも米具し宇牟賀しと見曽奈波して、


今ゆ往先皇大御神の広き厚き恩頼を弥遠永に蒙り奉りて、皇大朝廷の大御稜威を萬千秋の長五百秋に、天の壁立極国の退立限弥広に弥高にい照り輝かしめ給ひ、古事記を皇学の基として日に異に学び励む諸人等は、古を稽へ今に照らして、明き清き誠を以て心穏に身健に学の科々悉に学び修めて、世の為人の為に尽さしめ給ひ、四方の海静かなる浦安の世を修理固成さしめ給ひ、夜の守日の守に守り恵み幸へ給へと恐み恐みも白す。

                            平成二十四年九月二十一日奏

◎祭式作法の相違点(回転)

【膝退の回転】

(甲) 上位(右)の膝を引くと同時に上体を引き、下位(左)膝を上げて回転
(乙) 現行規程の通り

*この違いは、「引かない膝を上げてはいけない」とせず「若干上げてもよい」とすれば、(甲)(乙)歩み寄り、作法の統一も可能かと考えます。



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この「うどん」は、膝退の回転とは関係ありません。
なか卯の「かきあげうどん」:燈の「カレーうどん」です。


◎祭式作法の相違点(膝行)

【膝退の方法】
(甲) 上位(右)の膝を引くと同時に上体を引き、下位(左)膝を上げる
(乙) 現行規程の通り

*(甲)は昭和17年の作法です。

ポイントは神前において膝を上げることの是非です。

どの程度なら許されるのか。

また、(乙)の欠点は、うまく作法をしないと上体が左右に揺れる恐れがあることです。


*まず、膝を引き、次いで上体を引くときに【少し反対の膝をあげる】と安定した作法になります。今後の課題です。