神宮の蹲踞(そんきょ)◎神宮の蹲踞(そんきょ)「神宮祭式行事作合」(大正5年)には、蹲踞〈足底ヲ地ニ着ケタルマヽ膝ヲ屈シ正笏シテ俯シナカラ蹲ル〉とあります。うづくまる姿勢です。古くは、『親長卿記』「明応六年(1497)三月廿三日…筒居は膝を突候はで、つくばひたる居様かと覚候」とあるように、神宮では「蹲踞」を「筒居」とも言ったようです。小野祖教氏編『神道の秘儀』の巻頭に「蹲踞」の写真が掲載されています。