神職の仕事 | laphroaig-10さんのブログ

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◎神職の仕事



神職は、神様へのご奉仕として、境内を清浄に保つためのお掃除や朝夕のお食事やはじめとする身の回りのお世話を行います。また、神様に国家のますますの安全と繁栄をお祈りしたり、様々な人々の願いを取り次ぎご祈祷を行ったり、そのための祝詞を作成したり、地域のお祭りで重要な役割を担ったりと、神社神道にもとづいた宗教活動や神社神道の意義を人々に伝えるための教化活動に従事します。これらの活動をなしとげるため、神社本庁の憲章にあるように「古典を修め、礼式に習熟し、教養を深め、品性陶冶(ひんせいとうや)して、社会の師表たるべきことを心掛け」るために各種の研修も生涯学習として行っています。なお、神社は宗教法人として社会に位置づけられており、法人としての事務作業も神職が主となって取り組むこととなります。また、宝物を多く有する神社や、幼稚園などを有する神社ではそれらに関わる業務も加わる場合があります。



【参考文献】

「神職」(宮地直一・佐伯有義監修『神道大辞典』平凡社、昭和十二年)

小野祖教「神職」(安津素彦・梅田義彦監修『神道辞典』堀書店、昭和四十三年)

梅田義彦・岡田米夫「神職」(國學院大學日本文化研究所編『神道要語集』祭祀篇二、神道文化会、昭和五十一年)

矢野憲一『伊勢神宮の衣食住』(東京書籍、平成四年)

佐野和史「神職」(薗田稔・橋本政宣編『神道史大辞典』吉川弘文館、平成十六年)

神社本庁編『平成二十一年版神社本庁規定類集』(神社新報社、平成二十一年)