地震津波観測網のメンテナンス… | 地震大国に住む神やんの考察

地震大国に住む神やんの考察

母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

昨日の1回目のブログで『トカラ列島周辺地域でも昨日から地震計ノイズが多い状況が見受けられます。今朝がたもトカラ列島近海で小規模な地震が発生していますので、こちらについても注意してください。』と報告しました。

 

 

その後21:23と22:30にトカラ列島近海で小規模な地震が発生しました。

 

 

現在、口永良部島と諏訪之瀬島の波形及び数値に大きな変動は変動は無く昨日と同じ状況が継続しています。

 

 

 

 

他方、日本北部から今日の状況を確認してみました。

 

 

蔵王山、浅間山の地震計数値が上昇してきています。

 

 

特に蔵王山の数値上昇が著しくなっています。

 

 

今後も数値の上昇やノイズの出現が有れば東北地方での発震に注意が必要です。

 

 

【蔵王山】

 

【浅間山】

 

 

昨日未明から地震計数値の上昇がみられていた御嶽山は本日も引き続き上昇しています。

 

 

更に富士山の地震計数値も緩やかに上昇してきました。

 

 

この上昇傾向が急激に下降へと変化したり、長野県での発震が見られたら関東甲信越地方での発震に注意が必要です。

 

 

 

【御嶽山】

 

【富士山】

 

 

 

伊豆諸島周辺の地震計数値も依然として数値が緩やかに上昇しています。

 

 

こちらも継続観察していきます。

 

 

【伊豆大島】

 

【三宅島】

 

 

こんな中、元旦に大きな地震被害があった能登半島では『大雨特別警報』が発表されています。

 

 

既に河川の氾濫によって市内に大量の泥水が流れ込んでいます。

 

 

もうこれ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。

 

 

 

警報の発表といえば、気象庁が20日、『日本海溝周辺で地震が起きた場合の緊急地震速報について、今月24日~11月19日のうちの8日間、発表が最大で15秒程度遅くなる可能性がある。』と発表しました。

 

 

観測データを活用している日本海溝沿いの地震津波観測網「S―net」のメンテナンスを行う為との事です。

 

 

緊急地震速報以外の地震情報や津波警報などの発表にかかる時間に影響はないとの事ですが、15秒遅れれば速報が発報される前にたいがいの地震が発生してしまいます。

 

 

ちなみに緊急地震速報は、最大震度が5弱以上または最大長周期地震動階級が3以上と予想された場合に、震度4以上または長周期地震動階級3以上が予想される地域を対象に緊急地震速報(警報)を発表するものとしています。