珍しく発震が少ないのですが… | 地震大国に住む神やんの考察

地震大国に住む神やんの考察

母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんばんは。 (*^・ェ・)ノ  神やんです。



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03/30 04:15 北マリアナ海域 M4.9 深さ10キロ

03/30 04:42 北マリアナ海域 M5.2 深さ10キロ

03/30 04:45 北マリアナ海域 M5.1 深さ10キロ

03/30 04:41 カムチャツカ半島沿岸 M4.7 深さ57.7キロ

03/30 20:11 茨城県沖 M4.5 深さ30キロ

 

 



2021.03.29~2021.03.30の震源地図



■火山設置地震計の観察

 

・十勝岳・・・午前中に数値が急上昇、今月の最大値。ノイズも発生。

・樽前山・・・数値が高いまま横ばい。
・有珠山・・・数値は昨日からほぼ横ばい、ノイズが発生。
・北海道駒ヶ岳・・・数値は緩やかに上昇。

・岩手山・・・波形、数値は昨日とほぼ同じだがノイズが増加。
・那須岳・・・データーなし。
・草津白根山・・・数値は昨日からほぼ横ばい、ノイズが微増。
・浅間山・・・数値は緩やかに下降。
・富士山・・・データーなし。
・伊豆大島・・・数値は緩やかに下降、ノイズが増加。
・三宅島・・・数値は緩やかに下降。
・阿蘇山・・・数値は横ばい、ノイズが増加。
・雲仙岳・・・数値は昨日からほぼ横ばい。

・霧島山・・・数値が緩やかに上昇。



現在の北米プレート・フィリピンプレート境界応力値は87.9、前日比は121.6%となっています。

 

 


この2日間珍しく国内での地震発生がほとんどありません。

 

 

 

地震が無いことはとても好ましいことです。

 

 

 

しかし、残念なことに生きた4つのプレート上に載っている日本でいつまでも無地震状態が続くことはありません。

 

 

 

プレート応力値とバランス状態を見てみました。

 

 

 

03/22に212.3と直近で最大値となった北米プレートの応力値は急激に減少し、7日後の現在は48.2まで急減少しました。

 

 

 

このブログを始めた2014年以降でこのように北米プレート応力値が極めて高いレベル(120以上)から急激に低下した場面は5度あるのですが、そのうちの3度において父島沖でM5.5、房総沖でM4.9、十勝地方でM5.0の地震が発生していました。

 

 

 

現在の地震計を見ると、東北以北で数値の上昇とノイズの発生が見られます。

 

 

 

また、関東周辺ではノイズの発生が見られます。

 

 

 

更に、北米プレート・フィリピンプレート境界応力値の前日比が中規模地震発生の目安である120%以上となっていることから無効5日間程度は注意が必要と思われます。

 

 

 

今後、長野県での発震をはじめ糸魚川-静岡構造線周辺での発震の有無について注視していきます。

 

 


【北部観察】
応力配置による注意発震確率の高い地域は、千島列島近海、根室半島周辺、釧路地方、青森県東方沖、岩手県沖、宮城県北部および沖合となっています。

 

 


【東部観察】
応力配置による注意発震確率の高い地域は、茨城県南部及び沖合、千葉県東方沖、八丈島近海、鳥島沖、長野県北部、大阪北部となっています。

 

 


【南部観察】
応力配置による注意発震確率の高い地域は、北マリアナ海域、石垣島近海、宮古島近海、沖縄本島近海、日向灘、熊本地方となっています。