10年目の3.11を迎えて… | 地震大国に住む神やんの考察

地震大国に住む神やんの考察

母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 (*^・ェ・)ノ  神やんです。
 

 

 

「いいね」、コメントを頂きましてありがとうございます。<(_ _*)>

 

 

 

今日で東日本大震災発生の日から10年となりました。

 

 

 

10年の節目となる年だけあって、今年は例年にも増して震災関連の報道や特集が組まれているようです。

 

 

 

当時の映像を見るのが嫌だ、思い出してしまって怖いという方も沢山いることと思います。

 

 

 

その思いはもっともだと思います。

 

 

 

でも、減災・防災の視点から見れば当時の経験を忘れず次の災害に備えていかなくてはならないと思います。

 

 

 

先月2月13日に福島県沖で発生したM7.1 最大震度6強の地震では、家具の下敷きになって一人の貴重な命が失われ、更に落下物で多くの方が怪我をしました。

 

 

 

亡くなられた方には心より哀悼の意を表します。また、怪我をされた方の一日も早い回復を祈る気持ちでいっぱいです。

 

 

 

しかし、その一方で悔しい気持ちも無くはありません。

 

 

 

それは東日本大震災の被災地だった福島県ですら、10年後の今となっては家具の転倒や落下物で再び死傷者が出てしまった事に対してです。

 

 

 

10年前の教訓を活かしていれば、せめて命にかかわるような個所の保全はできたのではないか、落下物で怪我をするような置き方はしなかったのではないだろうかという無念さは、正直なところ拭えません。

 

 

 

震災関連の特別番組等で見る映像は、とても辛く、名状しがたい深い悲しみを覚えるものばかりですが、尊い犠牲を無駄にすることの無いよう、映像から得られる教訓をもとに次の世代へ繋いでいかなければという思いを一層強くするものばかりです。

 

 

 

『地震』というカテゴリーで直近の状況を観察してみると、偶然にも凡そ10年前と酷似しています。

 

 

 

①2010年3月にアイスランドにあるエイヤフィヤトラヨークトル火山噴火。欧州各国で第二次世界停戦以後最大規模の航空便の停止。

 

②2011年2月にニュージーランドカンタベリーでM6.1の地震が発生、日本人を含む185名が犠牲。

 

③2011年3月に東日本大震災発生。最終的にM9.0の観測。(1900年以降で世界4番目の規模)

 

 

 

今年になって上記と同様地域で災害が発生しています。

 

 

 

①2021年2月13日 福島県沖でM7.1 最大震度6強の地震発生。

 

②2021年2月下旬以後 アイスランドにあるエイヤフィヤトラヨークトル火山で20000回以上の小規模地震発生中。

 

③2021年3月4日 ニュージーランド北島沖 M7.3の地震発生。

 

④2021年3月5日 南太平洋ケルマデック諸島 M8.1とM7.4の地震発生。

 

 

 

今回の災害がこれで収まってくれることを願ってやみません。

 

 

 

自然災害の発生を防ぐことは出来ませんが、過去の経験を活かして防災・減災に努め、末永く将来に伝えて行くことが大事なことと考えています。

 

 

東日本大震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表し、黙とうを捧げます。

 

 

 

◆ ◆ ◆  本  日  の  ア  ー  カ  イ  ブ  ◆ ◆ ◆

 

2011年(平成23年)3月11日 宮城県沖でM9.0  最大震度7。死者は1万5899人。行方不明者は、遺体のDNA型鑑定などで身元が特定され2526人。