こんばんは。 (*^・ェ・)ノ 神やんです。
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05/12 05:47 奄美大島近海 M3.4 深さ10キロ
05/12 14:16 カムチャツカ半島東方沖 M4.3 深さ10キロ
05/12 15:07 日向灘 M4.3 深さ30キロ 最大震度3
05/13 01:13 日向灘 M3.2 深さ40キロ
05/13 11:59 硫黄島近海 M4.7 深さ10キロ
05/13 14:01 鳥島沖 M5.0 深さ10キロ
05/13 14:54 熊本地方 M3.1 深さ10キロ
05/13 15:05 宮城県沖 M3.8 深さ60キロ
2019.05.06~2019.05.12の震源地図
■火山設置地震計の観察
・十勝岳・・・今月の最大値となった昨日から横ばい、ノイズが増加。
・樽前山・・・数値とノイズが上昇。
・有珠山・・・数値とノイズが上昇。
・北海道駒ヶ岳・・・数値とノイズが上昇。
・岩手山・・・数値が上昇。
・那須岳・・・数値とノイズが上昇。
・草津白根山・・・数値とノイズが緩やかに上昇。
・浅間山・・・数値が高めのまま横ばい。
・富士山・・・波形・数値は昨日とほぼ同じ。
・伊豆大島・・・データ無し。
・三宅島・・・数値は緩やかに上昇。
・阿蘇山・・・数値は緩やかに上昇。
・雲仙岳・・・波形・数値は昨日とほぼ同じ。
・霧島山・・・波形・数値は昨日とほぼ同じ。
現在の北米プレート・フィリピンプレート境界応力値は47.0、前日比は73.4%となっています。
昨日までフィリピンプレート応力値が『0』でした。
過去、フィリピンプレート応力値が『0』の時に地震の発生状況がどのようなことになっていたか振り返ってみました。
特定の地域で発生しやすいとか、大きな地震が発生しやすいといったような規則性は確認できませんでした。
強いて言えば茨城県沖や福島県沖、小笠原諸島近海等でM3~4クラスの地震が発生していたことくらいでしょうか。
ただ、2016.11.17~2016.11.20までフィリピンプレート応力値が『0』だった後の地震は唯一例外でした。
翌日の11.21に福島県沖でM7.3 最大震度5弱の大きな地震が発生しました。
地震発生後数日間にわたって100回以上の有感地震も発生して不安な状況が続きました。
更に11.23には父島沖でM5.7の地震も発生ています。
さて今日、フィリピンプレート応力が上昇してきました。
そんな中硫黄島沖でM4.7、鳥島沖でM5.0の地震が発生しています。
地震計を見ると草津白根山以北の数値とノイズが上昇傾向です。特に北海道で数値の上昇が著しくなっています。
今後暫くは注意が必要かと思います。
【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、根室半島沖、釧路沖、浦河沖、胆振地方中東部、青森県東方沖、三陸沖、岩手県沖となっています。
【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、茨城県北部及び沖合、千葉県東方沖、鳥島沖、紀伊水道、和歌山県北部となっています。
【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、日向灘、熊本地方、阿蘇地方となっています。