今度は房総沖三重会合点でM5.4… | 地震大国に住む神やんの考察

地震大国に住む神やんの考察

母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 (-_-;  神やんです。

いつも「いいね」や「ペタ」、コメントを頂きましてありがとうございます。<(_ _*)>


03/14 18:39 五島列島近海 M2.3 深さ20キロ
03/14 20:38 岐阜県美濃中西部 M3.3 深さ ごく浅い
03/14 20:39 岐阜県美濃中西部 M3.4 深さ ごく浅い
03/14 22:48 宮古島近海 M4.4 深さ50キロ
03/15 00:36 房総半島勝浦沖 M5.4 深さ20キロ
03/15 11:48 豊後水道 M3.1 深さ10キロ 
03/15 12:23 北マリアナ諸島南方沖 M4.4 深さ70キロ
03/15 13:47 北マリアナ諸島北方沖 M5.8 深さ60キロ


●03/14の考察では岐阜県飛騨地方としましたが、美濃地方でM3.4、M3.3、西表島近海としましたが、宮古島近海でM4.4の地震が発生しました。

●03/13の考察では天草灘としましたが、五島列島近海でM2.3の地震が発生しました。


20150315

2015.03.09~2015.03.15の震源地図



■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・波形、数値は昨日と同じ。
・岩手山・・・緩やかに下降。
・那須岳・・・北部、南部共に急上昇。今後の波形に注意。
・浅間山・・・波形、数値は昨日と同じだが、北面で多くのノイズ発生。
・富士山・・・波形、数値は昨日と同じ。
・伊豆大島・・・房総沖の地震発生を拾った後、波形、数値は昨日と同じ。
・三宅島・・・房総沖の地震発生直前から乖離現象発生し、現在は収束方向。
・阿蘇山・・・ほぼ平常値。
・霧島山・・・ややノイズが多く、緩やかに上昇。


房総半島沖の三重会合点付近でM5.4の地震が発生しました。

ここは北米プレート・フィリピンプレート・太平洋プレートの3大圧力が複雑に交わる所です。

昨日も書きましたが、昨年の秋以降境界応力が上がる一方で、今日も93.9まで上昇していました。

この93.9という数字も今年の02/26以前には無いものです。

そんな中で、危惧する地域として赤く塗ったエリア内でM5.4の地震が発生した事は、かなりのストレスがこの周辺に集約されてきている証拠と考えます。

このエリア(震源地から半径15キロ以内)で過去にM5.0以上の地震が発生した際の本州への影響を調べました。

2002.12.10 M5.5 ⇒ 2003.05.12 千葉県北西部 M5.3 最大震度4
2004.06.16 M5.0 ⇒ 2004.07.17 房総半島南東沖 M5.5 最大震度4
2005.01.19 M5.3 ⇒ 2005.02.16 茨城県南部 M5.3 最大震度5弱
2011.01.16 M5.0 ⇒ 2011.01.25 千葉県東方沖 M5.3 最大震度2
2011.03.13 M5.4 ⇒ 2011.03.14 千葉県東方沖 M5.7、M5.2、M5.1、M5.0、M4.8M4.4(東日本大震災の影響あり)

これを見ると今回のM5.4は過去2番目の大きさだったことがわかります。

また、本州への影響も早まる傾向にあるように思います。



ここで、北マリアナ諸島周辺で地震が既に2度発生したようです。

南部でM4.4の発震後、北部でM5.8と比較的大きい地震です。

ほぼ、フィリピンプレートの東淵に沿って来ています。

その淵を北上してくると小笠原諸島、更に房総沖三重会合点と繋がっています。

三宅島の地震計にはまだ変動は見られませんが、今後十分な注意が必要です。



【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、根室半島沖、釧路沖、瑠萌地方、浦河沖、北海道南西沖、青森県東方沖、陸奥湾、岩手県沖、宮城県沖、福島県浜通り及び沖合となっています。

【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、茨城県南部及び沖合、千葉県北部及び沖合、東京23区、伊豆諸島近海、父島近海、硫黄島近海、長野県北部、滋賀県南部となっています。

【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、グァム島近海、北マリアナ諸島周辺(ブログ記載中に発震)、宮古島近海、奄美大島近海、薩摩地方、熊本地方、大分中部、豊後水道、天草地方、筑豊地方となっています。