那須山の地震計波形で… | 地震大国に住む神やんの考察

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母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

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03/10 01:18 茨城県沖 M3.1 深さ20キロ
03/10 03:41 岩手県沖 M3.8 深さ50キロ
03/10 10:13 父島近海 M4.6 深さ40キロ


●03/09に考察の茨城県沖でM3.1、岩手県沖でM3.8、父島近海でM4.6の地震が発生しました。

20150310

2015.03.09~2015.03.10の震源地図


■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・急上昇した昨日より更に緩やかに上昇。
・岩手山・・・過去最高まで上昇。
・那須岳・・・規模はやや小さいが02/17三陸沖M6.9の前日と同じ波形。
・浅間山・・・今月の最大値。
・富士山・・・波形、数値は昨日と同じ。
・伊豆大島・・・4日連続で平均値が増加。現在乖離現象出現中。
・三宅島・・・乖離現象6日目の今日逆転現象も発生。
・阿蘇山・・・ほぼ平常値。
・霧島山・・・急上昇から更に緩やかに上昇。

北米プレート・フィリピンプレート境界応力が54.4まで下がりました。

1日の地震発生回数は3件と依然少ないままです。

また、今日は火山設置地震計で気になる動きが有りました。

那須山で「初めて見る波形」として02/16に記載した後、翌日に三陸沖でM6.9 津波を伴った地震が発生しましたが、やや数値は低いものの酷似した波形が出力されました。

奇しくも明日は3.11となっています。

この波形を見ると、やや緊張感を抱きます。



また、岩手山の数値が過去最高となったほか、伊豆諸島でも乖離現象や逆転現象が起きています。

危険領域になってから対応地震らしい発震が無いので、用心してください。

今日の発震確率は要件を緩めて出力範囲を広くしてあります。


【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、択捉島沖、釧路沖、十勝沖、襟裳岬沖、浦河沖、青森県東方沖、岩手県無い六北部及び沖合、宮城県沖、山形県置賜地方、福島県会津及び沖合となっています。

【東部観察】
.応力配置による発震確率の高い地域は、茨城県北部・南部及び沖合、千葉県北西部及び沖合、伊豆諸島近海、神奈川県東部、山梨県東部・富士五湖周辺、長野県北部、岐阜県飛騨・美濃、駿河湾、三重県沖。和歌山県北部、愛媛県中予、京都南部、大阪南部、滋賀県南部となっています。

【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、グァム島近海、台湾周辺、宮古島近海、沖縄本島近海、トカラ列島近海、種子島近海、薩摩半島沖、熊本地方、日向灘となっています。