12/13 16:20 茨城県南部 M3.7 深さ80キロ
12/13 17:26 豊後水道 M3.0 深さ40キロ
12/13 19:44 宮城県沖 M3.3 深さ50キロ
12/13 21:39 茨城県沖 M3.9 深さ40キロ
12/14 04:46 茨城県沖 M4.5 深さ30キロ
2014.12.08~2014.12.14の震源地図
●12/13に考察の宮城県沖でM3.3、茨城県沖でM4.5とM3.9の地震が発生しました。
宮城県沖は今日も発震確率が最も高くなっています。次いで青森県東方沖と岩手県沖です。
昨日から記載していますが、糸魚川-静岡構造線断層帯とその延長上にある伊豆諸島及び房総沖の三重会合点付近の一帯にはストレスが蓄積されたままです。
山梨県東部・富士五湖での発震でストレス解消が行われるかと思いましたが、どうもそうではなかったようです。
北米プレート・フィリピンプレート境界は上記の東部地域と重なるのですが、境界応力が今日も上昇して65.6となっています。
これに伴い、境界応力のレッドマーカーが点灯して今日で連続32日となりタイ記録となりました。
今後どこまで上昇するのかは不明ですが、ピークから一定レベル以上の減衰へと移行し、1日の発震件数が少なくなった辺りが中規模発震の危険を伴います。
注意深く見守っていきます。
■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・高値で安定したまま
・岩手山・・・緩やかに上昇中
・那須岳・・・茨城県沖の地震後ほぼ平常値
・浅間山・・北面、西面ともに高い数値のまま
・富士山・・・山頂付近、北面ともに高い数値のまま
・伊豆大島・・・昨日の数値を維持したまま
・三宅島・・・昨日の数値を維持したまま
・阿蘇山・・・ほぼ平常域
・霧島山・・・若干下降してきた
上記の事から青森県東方沖~岩手県周辺にはまだストレスが介在していると思われます。
また本州中部~伊豆諸島にかけてもストレスの解消が行われていないことが予想されます。
【北部観察】
応力配置による

【東部観察】
応力配置による

【南部観察】
応力配置による
