こんにちは。 (-_-) 神やんです。
10/23 04:47 奈良県 M3.1 深さ70キロ
10/23 12:22 岩手県北部沿岸 M3.9 深さ80キロ
2014.10.20~2014.10.23の震源地図
【北部観察】
10/22の考察に記載した通り、北部での発震は1回だけでした。また、発震箇所も岩手県内陸北部及び沖合としましたが、北部沿岸でした。
気になるカムチャツカトレンチ応力は、昨日と同じ26.2を維持しています。
接しているユーラシアプレート及びフィリピンプレート応力が弱まった為、北米プレートが南西方向へ押し出す力が若干強まりました。
そのためやや南部寄りでの発震が起きやすい状況となりました。
応力配置による発震確率の高い地域は、青森県東方沖、福島県沖、岩手県沖、宮城県沖、浦河沖、道東沖となっています。
【東部観察】
上記記載したように、プレート間の力配分により、三重会合点付近にストレスが寄ってくる形となっている為、千葉、茨城方面では小規模地震が発生しやすい状況です。
応力配置による発震確率の高い地域は、茨城県北部及び沖合、千葉県東方沖及び北部、三宅島近海、父島近海、滋賀県、岐阜県飛騨地方、長野県南部と幅広くなっています。
【南部観察】
奈良県で今年2度目の発震が有りました。
奈良県は年間平均して4~5回の発震が有りますが最近発生していないなと思っていました。
和歌山北部のストレスが奈良方面に移動したのは不明ですが、奈良でも群発化しやすいため注視していきます。
応力配置による発震確率の高い地域は、沖縄本島近海、宮古島近海、種子島近海、天草灘、日向灘、熊本地方となっています。