9/11 15:43 栃木県北部 M2.7 深さ10キロ
9/11 16:30 父島西方沖 M4.9 深さ400キロ
9/11 17:11 和歌山県北部 M3.5 深さ50キロ
9/11 22:42 鹿児島湾 M2.9 深さ ごく浅い
9/11 23:38 鹿児島湾 M2.2 深さ ごく浅い
9/12 05:37 栃木県北部 M1.8 深さ10キロ
2014.09.08~2014.09.12の震源地
【北部観察】
アリューシャントレンチ応力が45.5、カムチャツカトレンチ応力が17.6まで急落しました。
この数値自体は平常時の数値なのですが、落ち方が急すぎて何か反動でも来ないかと若干不安です。
6/8以降平常値になる事は7回あったのですが、全て2日程度で再び活発化へ戻ってしまいました。
今回も同じ過程を踏むのでしょうか?
このようなおとなしい応力配置でも6/8には岩手県沿岸でM5.2の大きな地震が発生しています。
本日の応力配置による

【東部観察】
北米プレートの応力が下がっている為、境界応力は31.5でレッドマーカーは消えています。
しかし、フィリピンプレート自体の応力はこの1ヶ月で最大の75.5となっていることを見落とす訳にはいきません。
現に、昨日小笠原諸島近海でM4.9の地震が発生しています。
南部観察で記載しますが、プレートの南部より応力流入していることを感じます。
応力配置による

【南部観察】
昨日の考察で、発震確率では出ませんが小笠原諸島では注意と記載しましたが、父島西方沖130キロ地点でM4.9の地震が発生しました。
マリアナトレンチから伊豆・小笠原トレンチにかけての地域は数日前から注視してきましたが、既に3カ所で地震が発生しました。
グァム島近海⇒南硫黄島南方沖⇒父島近海です。
このラインの延長上は相模湾沖です。これは東部観察で記載した発震確率の高い地域とほぼ一致しています。
応力が最小値からリバウンドするタイミングではいつも注意が必要となります。
