

8/4 14:21 長野県南部 M2.2 深さ10キロ
8/4 18:10 岩手県沖 M4.1 深さ50キロ
8/4 22:39 奄美大島 M4.3 深さ10キロ
8/5 04:36 八丈島東方沖 M4.5 深さ50キロ
【北部観察】
アリューシャントレンチ応力が168.3となり、12日ぶりにレッドマーカーが付きました。
アリューシャントレンチのほぼ中央部での発震が増加し、平均マグニチュードも中クラスのものが若干多いためです。
このエリアの西端が6.24巨大地震の震源地となっています。
更にすぐ西隣にはカムチャツカトレンチの東端が位置している為、千島列島や北海道への影響を考察しなければなりません。
他方、カムチャツカトレンチは急減して21.3となりました。
カムチャツカ半島側へ応力が流れやすくなる状況が完成してしましました。(`×´)
本日の応力配置だと、

その後10日~2週間程度で北海道に影響を及ぼす事が多いです。
今後この地域の応力がどこまで増加するのか、要観察となります。
【東部観察】
8/2のブログで伊豆諸島・長野県南部での発震(中・小規模)と考察しましたが、昨日から今朝にかけてそれぞれM4.5(八丈島)とM2.2の地震が発生しました。
北米プレート・フィリピンプレート境界応力は35.9へ急落しました。
18日ぶりにレッドマーカーが消えましたが、普段は2~3日程度で再びレッドマーカーが点灯するのが特徴です。
過去の応力配置では、

このうち長野県南部では発震済みなので、それ以外の地域で発震に注意してください。
【南部観察】
昨日は、多忙で時間が無かった為に記載できなかったので、1日遅れで記載します。
薩摩半島沖にある鹿児島県口永良部島で34年ぶりに噴火し、住民の方々が島外へ避難されています。
7/27日の考察で九州南部・薩摩半島沖で発震の考察をし、7/31まで毎日注意喚起をしていました。
応力がこの付近に蓄積されていたため、注意喚起していたのですが応力による外圧がマグマ溜まりに刺激を与えたのではないでしょうか。
今後も南方からの応力流入により、更に刺激を受けてきます。
台風と違い、火山の厄介なところはいつ終息するのか目途が立たない事です。
地域住民の方々の、1日でも早い帰還をお祈りいたします。
パプアニューギニアで発生した地域の応力は23.2となりました。
まだ1つの地域応力としては大きいものです。
継続して、マリアナトレンチの変化を観察していきます。