8/1 14:57 択捉島北方沖 M4.4 深さ350キロ
8/1 15:01 八丈島南方沖200キロ M4.6 深さ50キロ
8/1 17:07 岩手県沖 M3.3 深さ50キロ
8/1 18:35 宮城県沖 M3.5 深さ50キロ
8/1 20:08 奥尻島近海 M4.1 深さ170キロ
8/2 04:22 滋賀県南部 M2.3 深さ10キロ
8/2 14:18 茨城県沖 M3.8 深さ40キロ
【北部観察】
昨日の考察で宮城県沖・福島県浜通りでの発震確率が高い事を記載しましたが、アップした時間が遅かった為、既に宮城県沖で発震しておりました。
アリューシャントレンチは本日も増加し、122.9となりました。3日連続の上昇です。
カムチャツカトレンチは昨日とほぼ同じで34.2となっております。
昨日は択捉島沖と奥尻島近海で発震が有りました。
未だ、応力が抜けきっていなかったようです。
以前にも書きましたが、残存応力はなかなか見抜けません。
今度、時間が有るときに、6.24アリューシャントレンチ巨大地震発生後の、千島列島と北海道の掃出し応力を計算して、まだどれくらいの応力が残っているのかを確認してみようと思います。
その方法が正しいのかはわかりませんが、いままでやっていない事をやってみて検証してみます。

このうち千島列島では発震済みなので、それ以外の地域で注意して下さい。
【東部観察】
注意エリアの中にある、八丈島南方沖でM4.6の地震が有りました。
エリア内での発震は最近多くなっていますが、応力の蓄積は続いています。
むしろ、南方のマリアナトレンチ界隈からの応力流入が微増となっている為、当面はこのエリアの注意喚起は続けていきます。
伊豆大島の群発地震がピタッと止まりました。
ここまでは、7/29のブログに記載した過去の状況と酷似しています。
気の長い話になりなりますが、過去には2か月後に周辺諸島で強い中規模地震が発生しています。
それこそ、「天災は忘れたころに・・・」の例です。
北米プレート・フィリピンプレート境界応力は58.7。
周辺応力の配置を基に考察すると、

【南部観察】
ジャワトレンチ応力が増加して、34.9の高止まり状態となりました。
フィリピントレンチ応力が最低の9.0となって2日目です。
そろそろ、リバウンドが有る頃とみています。
フィリピンプレートの対角上にあるマリアナトレンチ応力も増加しています。
このように南からの応力が徐々に増加していくと、既に応力が蓄積しているとみられる硫黄島近海での発震が予想されます。
今しばらく注視していきます。
